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『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』

#10

第9話:「妖精の涙と消えた村」

ユウ一行は、マナが枯渇したという噂の村「リーフェ村」へ向かうよう大妖精から依頼される。
「ついた〜!」
「…噂通りだな」
「確かにな、マナが一切感じられない」
「植物も生えてませんね!」
「とりあえず、水魔法でも使うか」
ユウは、水魔法を使った…しかし水魔法が出ることはなかった
「えっ!」
「まじかよ」
「…は?何だコレ魔力はあるのに使えない」
「私が、やってみる!」
「ちょ、シエラ!」
シエラが水魔法放った瞬間周り一体は、豪雨になった
「…やっぱりな」
「あちゃ〜」
「とりあえず、村の宿に泊めてもらおう」

             〜村の宿〜
「いらっしゃい、一人1ゼルだよ」
おばあちゃんが出てきて言ってきた
「1ゼルね?じゃあ四人いるので4ゼル出します!」
「良いのよ、一ゼルで」
「良いの?おばあちゃん」
「久しぶりの、客だから安くするのよ」
「ありがとね!」
ユウ達は、宿の中で1日泊まることにした。部屋は2部屋取っておりユウとシエラ・ナギとミレナで部屋を分けている
                 〜001号室〜
「疲れた〜」
「先に、お風呂入ってくる?」
「良いの?じゃあおっ先〜!」
シエラは、脱衣所に走っていった
「てか、この世界色々と技術進んでるんだよな〜、噴水はあるしスマホっぽいのもあるし宿にお風呂もついてる。結構この異世界過ごしやすいな」
???「やっぱり、転生者か…」
めちゃくちゃ小さな声が聞こえた
「…なんか、聞こえたような」
                  〜002号室〜
「…久しぶりの宿〜」
「確かにそうですね」
「先お風呂入ってきな」
「良いんですか?」
「良いから入ってこいよ」
「わかりました〜」
ミレナは、着替えを持って脱衣所の方に行った
「てか、俺ユウたちに話してないことあるんだな…」
ナギは、上を見ながら言っている
「実は、俺転生者なんだ」
シャワーの音が聞こえる部屋でのんびりしていたナギであった

再び戻って1号室
「…ユウ〜」
脱衣所の方から声が聞こえてきた
「どうした〜?」
「あのさ、恥ずかしんだけど…着替え持ってきてくれない?」
「布団の上にあるやつ?」
「そうそう」
「どこに、置くの?」
「ちょっとまってね」
すると、風呂場の中に入った音がした
「入口のとこに置いといて」
「了解〜!」
入口の所に置いて、ユウは風呂の準備をしていた
「おまた〜」
シエラは、白のバスローブで身を包んで出てきた
「…なんか派手じゃね?カワイイけど」
「そ、そう?」
「じゃ、風呂入ってくる」
「言ってら」
ユウが、風呂に入ると布団の中に入った
(ユウ、かっこいい〜!)
シエラは布団の中で一人で妄想していた
???「イテ!」
シエラの体に何か当たって声の高い声が聞こえた
「な、何?」
「こっちのセリフだ!」
小さな妖精が居た
「私は、シエラよろしくね!」
「うちは、ネフィよろしくなのだ!アンタ魔力多いからついていくのだ」
【ネフィが付いてくるようになった】
「うっす、って妖精やっぱ居たか」
ユウが、風呂から上がってきた
「気づいてたの?」
「うん。妙にシエラとは違う魔力があったからな」
「何だ、君は?シエラは私のものだ」
『・・・ー』
「はぁ?先に一緒にいたの俺なんだけど」
「知らぬ」
「ちょっと。そんな事言わないの、ユウは大切なリーダー何だから」
「知らぬ、この天使憑きが」
「天使憑き?」
「その刀一見ボロそうに見えるがとある天使が封印されてるのじゃ。しかも貴様のスキルも昔の戦争の時に大天使が使っていた記憶写し出しな。貴様、もしかして大天使なのか!?」
「んなわけあるか、俺は転生者だ」
「そ、そうか…」
「てか、何でネフィがココに?」
「村人たちがマナを借りすぎたから今逃亡中何だよ!」
「そうなんだ〜」
「妖精ね〜…」


                 〜10年前〜
シエラとミレナが幼い頃、2人は妖精族の住む森の近くの村に暮らしていた。
村では、子供たちの魔力成長のために、妖精たちから少量のマナを分けてもらう風習があった。
「妖精さんマナ頂戴!」
シエラは幼いころから魔力適性が非常に高く、妖精たちは
「もっと成長できるように」
と特別に多めのマナを与えてしまう。
その結果、魔力過多による制御不能状態に陥り、ある日シエラの魔法が暴発し、妖精の聖域と村の一部を破壊してしまう。ミレナもその暴発に巻き込まれかけ、辛うじて助かったが――
村人は恐れ、シエラを「危険な存在」と見なし、ミレナと引き離して別の土地へ送ることに。
シエラ自身も、自分のせいで大事なものを壊してしまったと強く自責し、心に封じ込める。
以後、シエラは「マナを抑える訓練」ばかりさせられるが、もともとの容量が大きすぎて未だに暴発の危険を抱えたまま。

???「けっけけけ!」
宿の中に男の声が聞こえた
「よくぞ起こしくださった、私は瘴気軍3番隊のフォラスだ今からこの村を襲撃させてもらう。交換条件はネフィと言う妖精だ!差し出したら村の襲撃を取りやめしよう」
「ネフィ呼ばれてるぞ」
「えぇ〜魔王軍と戦わなきゃいけないの?」
「てか、瘴気軍の4番隊って倒したかしら?」
「噂で聞いたことあるよ、瘴気軍の4番隊と悪魔軍の4番隊は同一人物だって」
「へ〜てか、行くぞシエラ!」
「え!どこに?」
「彼奴等も呼んで倒しに行くぞ」

                 〜とある橋の上〜
「お、来たか!妖精は渡してもらうよ」
奥から4人と1匹の黒い影が出てきた
「やだね!」
「拒むと言うのか」
「って、ユウ!何で俺等は今から瘴気軍を潰さなきゃいけないんだよ。あとネフィ?てやつがシエラにつきまとってんだよ!」
「まぁ、話せば長いんだが…」
「うるさいな〜!」
するとフォラスは、でっかい斧を持って振りかざした。ユウは、すぐさま防御魔法で防いだ
【ホワイトベール】
しかし、
『ぴきぃ!バリーン!』
「昔殺した僧侶もコレで倒したな!」
「なんてね!」
【反射!】
「シエラ〜!魔法打ち込もうよ!」
「わかった!」
【天に流れる、星!この一発で打ち砕こう!】
シエラのホワイトノヴァが暴発しそうな時
「ちょ、ダメダメダメ!!」
ネフィがマナを少し吸った
【ホワイトノヴァァァァァ!!!】
そのホワイトノヴァは、相手の真上で爆発した!
「クッソ!外した!」
「ナギさん!」
【聖印・戦気】
「ありがとな、ミレナ!」
【二式・爆焔掌ばくえんしょう】
フォラスの腹あたりで爆発とともにやけどにさせた
「今だ、ユウ!」
「ありがとな、皆!」
【記憶写し・闇切りブラックノヴァ】
ファラスを2つに切り裂いた
「さすが、だなお前ら」
しかし、体は再生した
「悪魔だからな、再生して当たり前なんだよ!」
とか言いつつ爆速で飛んで逃げた
「今回は、見逃してやるよ」
「はぁ、疲れたな宿に戻ってゆっくりしようぜ」
その瞬間
『バーン!』
激しい一発の銃声がなった
「…気のせいか」
違和感を覚えながらも宿で休むので会った
あ!
あとネフィはシエラについてくことにした
                        第9話  完

2025/05/25 07:00

匿名Ma ID:≫ 04UnfZ3HeAGdQ
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