主人公は、普通の少年「ユウ」。平凡な少年だ
だが、異世界に召喚されてしまった時、突然目覚めた
「はぁ！…ココどこ？」
「こ、コレがこの世界を救う勇者？」
「異世界？てか、本当にそんな場所が存在したんだ！」
「こ…国王様！コレが転生させた勇者様です？」
「…まぁとりあえず勇者よ！我々の国は危機に瀕しておる。魔王の軍勢が次々に国を侵略し、我々は対抗できる力を持たない。だが、貴方のような異世界の勇者が必要だ。」
ユウは、自分にそんな力があるとは思えず、最初は戸惑う。
「はぁ？」
「君には、スキルの一つで有る「コピー能力者」のスキルを保持している」
「そんな能力持ってません！」
「では、試そうか！」

すると一瞬にして訓練場のような場所にテレポートされた
「えぇ？これがテレポート？」
そんな事を言うと近衛兵が、眼の前に立っていた！
「きさま…この剣と盾を使え」
低い声で言ってきた
「では、スタート！」
すると、一瞬にして距離を詰めてきた
その攻撃にうまく反応して盾でギリギリ防いだ！
「ちぃ！」
「あ、危ねえ〜！」
敵の剣技がすごい速さで、ユウは完全に防戦一方。絶体絶命！
その瞬間ユウの頭で何処か「カチッ」と何かがハマった気がした
「今、俺は何をしている…？相手がどう動くか、全部見えてきた…」
ユウは、相手の剣技を「見よう見まね」で真似し、次の攻撃をコピーする。「あれ、これで防げる！」と気づき、反撃開始。
最初の一撃をしのいだユウは、すぐに相手の剣技をそのまま真似て、逆に攻撃を受け流しながら技を使い返す。
「ちぃ！マジか！」
相手の攻撃を全て「コピー」していくうちに、次第に自分のものにしていくユウ。
その瞬間ユウの剣が相手の急所に向けた
「試合終了！勝者勇者！」
戦闘後、王様が驚いて言う。

「あれほど見事に我々の近衛兵の技を模倣する者は初めてだ…！」
「いやぁ～、疲れた〜！」
ユウはようやく自分の「コピー能力」に気づく。その能力はただの模倣だけでなく、技を「覚えて使える」能力だと分かる。
「てことは、何でもコピーできるのか？」
「ただし、覚えた技には制限があり、時間も短い。使いすぎると疲れるから注意しろ」
ユウは自分の新しい能力に驚きつつ、これから始まる冒険に不安と期待を感じる。
王様は、ユウが倒した剣術の使い手が報告したことを伝え、ユウにさらなる試練を与える。
「これからは、魔物や強敵と戦うことになる。だから、魔王を倒して私達の国を守るのだ！」
ユウは決意を固め、今後の冒険が始まる予感がする。
「わかりました！引き受けましょう！」
そして、ユウの冒険が本格的にスタートするのであった！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第一話　完