ドラゴン：こいつばかり呼んでるな。名前を確認するかー。
　ドラゴンは、この子の名前を確認しようとしたが、さっきまであった名札を紛失してしまった。
ドラゴン：うわやばいぞ。大事な名札をなくしてしまったじゃないかー！
　ドラゴンは困り果てて、自分で名前を決めることにしました。でも、名前なんて考えたことなかったから、ドラゴンはひどく悩みました。
ドラゴン：こいつは、女の子か？ｳｰﾝよくわかんねぇ。

そうして考え続けて3日が経った。
ドラゴン：夢愛とか、ｳｰﾝもでも男の子だったらなー、
　そんな時、偶々勇者が通りかかった。
勇者：やぁドラゴン。赤子はどうだ？食べたりしてないよな
ドラゴン：当たり前だろう勇者。今、こいつの名前を考えているんだが…
勇者：ｳｰﾝ、この子は……女の子っぽいな。
ドラゴン：ピッタリな名前ないのか勇者よ。
勇者：お前が見つけたんだから、お前が決めるべきだ。あと食料置いとくな。
ドラゴン：了解だ勇者。
勇者：それじゃ、名前が決まったら教えてくれ！俺は村へ帰るよ。
ドラゴン：ああ。了解。

ドラゴンは、どんな名前がいいかと悩んだ。
そうして…名前が決まった。
ドラゴン：な、名前が決まったぞ。勇者も良いと言ってくれるだろうか。
　そうして2日後、勇者が食料を届けにまたやってきた。

勇者：ドラゴンよ。名前は決まったか？
ドラゴンああ。こいつの名前は「シトラス」だ。
勇者：やればできるじゃん。ラスボスにしてはいい名前つけるじゃないか。
ドラゴン：そうだろ？なっ、シトラス。
シトラス：あーーーうーーーー
勇者：シトラスには言葉を教える必要がありそうだな。
ドラゴン：勇者！頼む！しばらくここにいてくれないか？
勇者：ｳｰﾝ、別に構わないが。育児を手伝ってほしいのか？
ドラゴン：ああ。俺だけでも大変なんだ。