ドラゴンは勇者に出直してくるよう言った直後…
ドラゴン：はぁ、我は基本的に無害なんだが、なぜ戦いを仕掛けてくるのか…

そう考えていると、遠くにある大きな木の近くに小さな何かがあるのが見えた。
ここにはあまり人は近づかないはずだ。どうしてだろうか。ドラゴンは暇だったので、木のそばまで行ってみることにしました。

ドラゴン：え…？
木の近くにあったのは、生後間もない赤子だった。
ドラゴン：す、捨て子か…？可哀そうに、てか親は？いつからいたんだ…？

赤子は寝ていたが、すぐそばに名札があった。「美夢」と書かれていた。
　ドラゴンすぐに赤子を住処へ連れて帰った。赤子は、まだ元気そうだ。
だが、ドラゴンは育児なんてしたことがないから、まず何から始めればいいのかなんてわからなかった。

ドラゴン：ま、まず食料を取ってきた方がいいよな。お、おいお前。ここで待ってろよ？すぐ戻るから💦

ドラゴンも必死になっていた。子供になんて興味なかったはずなのに。でもドラゴンはこの子を育てたいという気持ちが生まれていた。

ドラゴン：えっと、食料を取ってきたはいいものの、そのままあげて大丈夫か、これ。柔らかくした方がいいよな。どうやろう、、

育児初心者のドラゴンはもうお手上げだったが、その様子に赤子は微笑んでいた。その顔をみたドラゴンは「待ってろよ～💦」と優しく声をかけた。