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捨て子とラスボス

#15

絶望

その翌日。

ドラゴン:ちょっと[漢字]洞穴[/漢字][ふりがな]すみか[/ふりがな]に戻っていようか。勇者の入院も長くかかりそうだ。
シトラス:そっか。
ドラゴン:何より、誰と誰の子供なんだよお前はぁ。
シトラス:わかんない。でも、ドラゴンは私のパパだよ。
ドラゴン:ドラゴンだからこんなにはきはき喋れるようになったのか?まだ何年か経っただけなのに。
シトラス:そーよ。

すると、慌てた様子で村長が飛んできた。
村長:ド、ドラゴン様!シトラス様!
ドラゴン:何事だ。
シトラス:何かあったんだね。
村長:勇者様の心肺が。。。
ドラゴン:今すぐ向かわせてもらう。

すると、そこには大量の管につながれた勇者がいた。
ドラゴン:おい、お前ッ!
勇者:すまない…俺は…どうやら…ここまでの…ようだ…。
シトラス:なんでそんなにアレなの?
ドラゴン:シトラス、後で言う。
勇者:シトラス…ドラゴン…の…いう事を…聞いて…大き…く…なれよ…。
プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
機械の音が部屋に響き渡った。私は何が起きたのかわからないけど、ドラゴンやその他もろもろの人たちは泣いているようだった。

ドラゴン:パンパン、(手を合わせる)
シトラス:勇者。。。
ドラゴン:よく戦ってた中だったのにな。喘息持ってたなんてな。
シトラス:勇者はお空から見てますっておじさんが言ってたよ。
ドラゴン:あのジジィ。いいこと教えるじゃねぇか。

そしてドラゴンは一人で育てることになったが、ドラゴンは一人じゃなかった。村の人々も、たくさん支えてくれた。

ドラゴンはシトラスに、こう教えた「絶望のはざまでも、みんなと協力すれば生きていけるんだからな。」と。

X年後

子供:ママ!あのお話、また聞かせてよ!
??:わかったわよ。
子供:それにしてもびっくりだよ!おかあさん、ドラゴンと一緒にいたなんて!
??:まぁね。。。2人とも、死んじゃったけど、私の両親よ。いつまでも。
子供:シトラスって名前もおかあさんのママたちが?
シトラス:そうよ。今でも大事にしてるわ。あの名前。

2025/06/17 16:16

ゆゆゆ ID:≫ 9sXOSBkQInFCw
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