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フィクションです。会話がほとんど。
現実に起きたこととは、一切関係ありません。暴言・暴力・死体表現。

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地下のお店の仕事

#46

ディープストア

ナツ「あーでもちょっと尋問も飽きてきたなぁ…思ったより収穫も少ないし。」

ナツ「よし!じゃあ尋問終了!!」

シュラグ「マジ?!よっしゃかえるz

ナツ「ここかどこか、分かんないでしょ?」

シュラグ「………」

ナツ「まぁまぁ。まだもう少しだけ居てよ~」

シュラグ「ヤ・ダ・よ!!!僕は今すぐ帰りたいんだ!!!」

ナツ「ふむ…じゃあさ、少しだけ”キミのこと”を話させてよ。」

シュラグ「…僕のこと?」

ナツ「キミの過去についてだよ。」

シュラグ「…ま、暇つぶしにはちょうどいいや」


ナツ「キミ、自分が捨て子ってのはソラから聞いた?」

シュラグ「うん。」

ナツ「じゃあ話は早い!」

ナツ「実はね僕がお前を拾ったんだ!このディープストアの入り口でね」

シュラグ「ま、でしょうね。」

ナツ「うぅっ思ったより反応が薄いっ」

シュラグ「だーってそれ以外に考えられないでしょ。」

ナツ「じゃ、これは知ってる?」

[中央寄せ][大文字][太字]ナツ「 ソラがとんでもない大嘘付きだってコト。 」[/太字][/大文字][/中央寄せ]

シュラグ「は…?」

ナツ「ハハッ!その様子だとどーやら全く見当も付かないようだね~」

シュラグ「大、嘘つき…?ソラが??」

ナツ「ああそうさ。彼女は神様も恋してしまうほどの大嘘付きさ」

ナツ「例をあげれば、そーだなぁ…」
  「[下線]ディープストアの設立年[/下線]とかかなぁ~」

シュラグ「ディープストアの設立年?今から15年前じゃないの」

ナツ「違う。本当はもっと、もーっと前だよ。」
  「キミを拾ったのは確かに15年前。だけど設立年は少なくとも”30年”は経ってるはずだよ。」

シュラグ「…なんでそんなこと分かるのさ。」

ナツ「僕ね、ちょぴっと調べてみたんだよ。そしたら見っけたんだ。」


ナツ「[太字]30年前に行方不明になった、”ソラ・ディープ”の名をね。[/太字]」


シュラグ「!!!」

ナツ「いやー僕は運が良いね。まさか[太字]ソラの姉妹さんが直接来る[/太字]とかさ。」

シュラグ「はぁ!?ウミさんと、ハナさんが!?」

ナツ「そう!前総店長の僕の力を貸してほしかったんだってさ。」
  「ソラ含め、あの三姉妹はみんな寿命に関する奇病を患っている。」
  「ウミさんは”海水病”。海水に触れた部分が2分の1で腐るか若返る病気。」
  「ハナさんは”花色病”。肌の一部が花模様に浸食されるけど、全身が埋まるまでずっと生きてれる。」

シュラグ「ソラは正幻想病でしょ?」

ナツ「いいや違う。」
  「ソラは”撫子病”っていうやつさ。」

シュラグ「撫子病…?!」
    「自らを愛そうとすればするほど自らを束縛したり、体の一部を失ったりする病…」

ナツ「ザッツライト!」
  「それの影響でソラは視力と寿命を失い、大きな鳥籠で一生を過ごすことになってしまった。」

シュラグ「…じゃあさ、ディープストアはどうやって作られたの?」

ナツ「実はね~…ソラは併発して”気分病”っていうのも患ってた。」
  「それは、気分によって周りの地形を変えてしまう病。マジ意味不~」

シュラグ「つまり…その病の影響で、ディープストアが作られたってこと…よね?」
    「マンホールの話が本当だとしたらそれで気分がとてつもなく落ち込んであーんな地形ができたってこと?」

ナツ「そう!店自体は地下の状況に気付いた闇業者が勝手に広がった結果だね。」

シュラグ「よし、情報は結構もらったし、そろそろ帰らせてくれない?」

ナツ「………[小文字]まぁいっか[/小文字]。」
  「うんいいよ!じゃ、目隠ししてもろて~」

シュラグ「そういえば実際僕ってどれぐらいここにいたの?体感5日ぐらいだけど」

ナツ「うーんと、、、一か月くらい?」

シュラグ「はぁ!?」

ナツ「なんせ質問に答える以外の時間は寝て貰ってたからさー。」

シュラグ「なんでそんなこと…」

ナツ「だって、少し日を置いて質問をした方が日数稼げるからさ。」
  「その時間で東西南北のディープストアの観察したかったからね。」

シュラグ「………」

ナツ「ささっ、帰ろう帰ろう!」

作者メッセージ

って感じで尋問編終了です。新情報公開のスピード感…適当感が出てたらすんまへん…

最終更新が…2月2日!?投稿サボりすぎですね…
次回は多分大型(?)番外編です。

2025/04/20 11:42

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