地下のお店の仕事
カシマロ「[漢字]カラント[/漢字][ふりがな]こいつ[/ふりがな]の、今後についてじゃぁ。」
カラルラ「…………………」
カシマロ「まずは”アンケート”じゃ。」
カラルラ「アンケート?」
カシマロ「旅に出た方が良い奴ァ。挙手ゥ。」
[中央寄せ]その声に呼応し、ほぼ全員が手を挙げた。
それに関してはワタシも賛成だ。なんせ、都合が悪くなったら監禁するような奴らだ。
離しといた方がカラントのためだ。[/中央寄せ]
カシマロ「では、旅人にするのは決定。行動を共にするのはカラルラにする。のも良いかぁ?」
[中央寄せ]こくこくと皆、縦に首を振った。[/中央寄せ]
カラント「…つまり、わたしはもうこの家には戻らなくて良いということですか?」
カシマロ「簡潔に言えばそういうことだ。ただし、我らの呼び出しを食らった場合、その限りじゃぁない。」
[中央寄せ]淡々と悲痛な現実を述べた。
”非人道的”を彼奴らは理解していないだろう。
何故って、こんな話をしている最中も居眠りする者、コソコソ話をしている者などで溢れているからだ。
プラスぐらいだぞ真面目に聞いてる奴。[/中央寄せ]
カラルラ「話はそれで以上か?ならば帰らせていただく。」
カシマロ「あーちょいと待ちな。まだある。」
[中央寄せ]こんなに長々と話しているのにまだあるというのか。[/中央寄せ]
カラント「…え、わたしなんかされるんですか」
カシマロ「…いいや、お前じゃぁない。カラルラだ。」
[中央寄せ]襖に手をかけていたが、急に名を呼ばれて驚いた。[/中央寄せ]
カラルラ「…何?」
[中央寄せ]つい、旅人になる前の応答をしてしまった。[/中央寄せ]
カシマロ「[太字]ルカラは殺した。[/太字]」
カラルラ「…何故に?」
カシマロ「もともと彼奴はお前を監視するために持たせたものだ。」
カシマロ「だが、お前はもう高校生程。旅に出てから何年もたっている。」
カシマロ「あいつに、もう用はない。」
カシマロ「以上だ。皆も帰っていいぞ。」
カラルラ「…カラント。行くよ。」
カラント「…はい」
カラルラ「…………………」
カシマロ「まずは”アンケート”じゃ。」
カラルラ「アンケート?」
カシマロ「旅に出た方が良い奴ァ。挙手ゥ。」
[中央寄せ]その声に呼応し、ほぼ全員が手を挙げた。
それに関してはワタシも賛成だ。なんせ、都合が悪くなったら監禁するような奴らだ。
離しといた方がカラントのためだ。[/中央寄せ]
カシマロ「では、旅人にするのは決定。行動を共にするのはカラルラにする。のも良いかぁ?」
[中央寄せ]こくこくと皆、縦に首を振った。[/中央寄せ]
カラント「…つまり、わたしはもうこの家には戻らなくて良いということですか?」
カシマロ「簡潔に言えばそういうことだ。ただし、我らの呼び出しを食らった場合、その限りじゃぁない。」
[中央寄せ]淡々と悲痛な現実を述べた。
”非人道的”を彼奴らは理解していないだろう。
何故って、こんな話をしている最中も居眠りする者、コソコソ話をしている者などで溢れているからだ。
プラスぐらいだぞ真面目に聞いてる奴。[/中央寄せ]
カラルラ「話はそれで以上か?ならば帰らせていただく。」
カシマロ「あーちょいと待ちな。まだある。」
[中央寄せ]こんなに長々と話しているのにまだあるというのか。[/中央寄せ]
カラント「…え、わたしなんかされるんですか」
カシマロ「…いいや、お前じゃぁない。カラルラだ。」
[中央寄せ]襖に手をかけていたが、急に名を呼ばれて驚いた。[/中央寄せ]
カラルラ「…何?」
[中央寄せ]つい、旅人になる前の応答をしてしまった。[/中央寄せ]
カシマロ「[太字]ルカラは殺した。[/太字]」
カラルラ「…何故に?」
カシマロ「もともと彼奴はお前を監視するために持たせたものだ。」
カシマロ「だが、お前はもう高校生程。旅に出てから何年もたっている。」
カシマロ「あいつに、もう用はない。」
カシマロ「以上だ。皆も帰っていいぞ。」
カラルラ「…カラント。行くよ。」
カラント「…はい」