地下のお店の仕事
[中央寄せ]小さいころから壁だと思っていたものがまさかの地下へと続く扉だった。
その階段は木で、足音が良く響く。
牢のような10畳ほどの部屋があり、男児がその中にいた。[/中央寄せ]
ガジャン…
カシキ)[太字]こいつが、お前の弟だ。[/太字]
カラルラ)!
[中央寄せ]その子は、少し日光が差す程の薄暗い部屋でも分かる程の白地に小さな金箔を散りばめた様な目に、これまたアルビノ気質の肌、そして、それを際立たせる真っ黒の髪。
今は女の子座りをしていて分かりずらいが、身長はそれなりにありそうだ。[/中央寄せ]
カラルラ)~~…
(あらやだめっちゃ美人なんですけど~~~~)
カシキ)…双子なだけあってお前と似ている。全く、こいつの顔を見るたびにお前のとこを思い出してしまう…。
カラルラ)…これから、どうしろと?ワタシ子供なんか扱ったこと無いんだが
カシキ)お前も子供だった時期があっただろう。
カラルラ)…え、その当時を思い出してやれと?
カシキ)じゃ、後は頼んだぞー
[中央寄せ]そう言い残してそそくさと階段を駆け上がって行ってしまった。
無責任人もほどがあるだろう…[/中央寄せ]
カラルラ)クソが。
「?」
カラルラ)あー…(とりましゃがむ)
カラルラ)…ワタシの事、憶えてる?
「…ぅん!」
カラルラ)!?マジ?
「う、うん…ひ、ひさし、ぶり?」
カラルラ)記憶力もいいのね…ワタシとは大違い…
「でも…名前は忘れちゃった…」
カラルラ)あぁ、ワタシの名はカラルラ。思い出したかい?
「……あ!うん!思い出したよ」
カラルラ)やっぱすごいな…
カラルラ)あ、体洗わなきゃ…
カラルラ)風呂場まで行こう!
「はっはい!」
…
…
風呂場
カラルラ)何故風呂場を外にしたものか…こんだけ広れぇんだったら中に作りゃいいものを…
[中央寄せ]そう、風呂場は家の中にはなく、外に離れとしてあるのだ。
冬は覚悟を持って行かなければならない。[/中央寄せ]
「?」
カラルラ)いや、何でもないよ。
「そ、そうですか…」
カラルラ)無理に敬語になんなくてもいいよ。ワタシたちは兄弟だよ
「!そ、そうだね…!」
カラルラ)じゃあ、脱いだことだし洗ってくよ
「…ちょっと、恥ずかしいですね///」
カラルラ)ワタシもハズイ。
カラルラ)………!
カラルラ)[明朝体][小文字]これって………!![/小文字][/明朝体]
「え、どうしたの???って、あ…」
[中央寄せ]ワタシの目に飛び込んできたのは…
鞭や火掻き棒で叩かれたような跡、切り傷、あざ、…なんとなく、どう扱われてたか分かった。[/中央寄せ]
カラルラ)………
「………」
カラルラ)[太字]…よく、頑張ったね[/太字]
「!!!」
カラルラ)さっ!暗くなっても仕方ない、洗って君の名前決めようか。
「あっそうだ名前…」
…
…
カラルラ)よしっ!これで完璧!
「✨」
[中央寄せ]髪や体を洗い、子供用の着物を着せた。やっぱり身長は170ほどありそうだ。
あの牢は屋根裏部屋の様で、隙間から日光が差しこんでいた。だから、それなりに育ったのかもしれない。[/中央寄せ]
「に、似合ってる?」
カラルラ)うん、めっちゃ似合ってる(鼻血だらだら)
「んえ!?大丈夫!?!?」
カラルラ)ダイジョブ、健康すぎるぐらいだから…
カラルラ)じゃ、君の名前決めようか
「あっ!言ってましたね…決めましょ!」
カラルラ)ん~なんか、希望ってある?
「って言われても…普通の名前が分かんないんですよね…」
カラルラ)あ、そうね…
カラルラ)ん~~~~~…
カラルラ)あっ…
[中央寄せ]ワタシは[太字]アレ[/太字]を思い出した。[/中央寄せ]
カラルラ)あ、思いついたよ!
「はやっ!」
カラルラ)気にいるかどうかわからないけど…
カラルラ)[太字]カラント[/太字]…なんてどうかな?
「!!」
「めっっっっっちゃいい!!!」
カラルラ)ホント?よかった…じゃ、決定ってことでいいかな?
カラント)うんっ!ありがとっ!!
カラント)タラァ…(H☆A☆N☆A☆Z☆I☆)
カラント)ちょっとちょっと!?
その階段は木で、足音が良く響く。
牢のような10畳ほどの部屋があり、男児がその中にいた。[/中央寄せ]
ガジャン…
カシキ)[太字]こいつが、お前の弟だ。[/太字]
カラルラ)!
[中央寄せ]その子は、少し日光が差す程の薄暗い部屋でも分かる程の白地に小さな金箔を散りばめた様な目に、これまたアルビノ気質の肌、そして、それを際立たせる真っ黒の髪。
今は女の子座りをしていて分かりずらいが、身長はそれなりにありそうだ。[/中央寄せ]
カラルラ)~~…
(あらやだめっちゃ美人なんですけど~~~~)
カシキ)…双子なだけあってお前と似ている。全く、こいつの顔を見るたびにお前のとこを思い出してしまう…。
カラルラ)…これから、どうしろと?ワタシ子供なんか扱ったこと無いんだが
カシキ)お前も子供だった時期があっただろう。
カラルラ)…え、その当時を思い出してやれと?
カシキ)じゃ、後は頼んだぞー
[中央寄せ]そう言い残してそそくさと階段を駆け上がって行ってしまった。
無責任人もほどがあるだろう…[/中央寄せ]
カラルラ)クソが。
「?」
カラルラ)あー…(とりましゃがむ)
カラルラ)…ワタシの事、憶えてる?
「…ぅん!」
カラルラ)!?マジ?
「う、うん…ひ、ひさし、ぶり?」
カラルラ)記憶力もいいのね…ワタシとは大違い…
「でも…名前は忘れちゃった…」
カラルラ)あぁ、ワタシの名はカラルラ。思い出したかい?
「……あ!うん!思い出したよ」
カラルラ)やっぱすごいな…
カラルラ)あ、体洗わなきゃ…
カラルラ)風呂場まで行こう!
「はっはい!」
…
…
風呂場
カラルラ)何故風呂場を外にしたものか…こんだけ広れぇんだったら中に作りゃいいものを…
[中央寄せ]そう、風呂場は家の中にはなく、外に離れとしてあるのだ。
冬は覚悟を持って行かなければならない。[/中央寄せ]
「?」
カラルラ)いや、何でもないよ。
「そ、そうですか…」
カラルラ)無理に敬語になんなくてもいいよ。ワタシたちは兄弟だよ
「!そ、そうだね…!」
カラルラ)じゃあ、脱いだことだし洗ってくよ
「…ちょっと、恥ずかしいですね///」
カラルラ)ワタシもハズイ。
カラルラ)………!
カラルラ)[明朝体][小文字]これって………!![/小文字][/明朝体]
「え、どうしたの???って、あ…」
[中央寄せ]ワタシの目に飛び込んできたのは…
鞭や火掻き棒で叩かれたような跡、切り傷、あざ、…なんとなく、どう扱われてたか分かった。[/中央寄せ]
カラルラ)………
「………」
カラルラ)[太字]…よく、頑張ったね[/太字]
「!!!」
カラルラ)さっ!暗くなっても仕方ない、洗って君の名前決めようか。
「あっそうだ名前…」
…
…
カラルラ)よしっ!これで完璧!
「✨」
[中央寄せ]髪や体を洗い、子供用の着物を着せた。やっぱり身長は170ほどありそうだ。
あの牢は屋根裏部屋の様で、隙間から日光が差しこんでいた。だから、それなりに育ったのかもしれない。[/中央寄せ]
「に、似合ってる?」
カラルラ)うん、めっちゃ似合ってる(鼻血だらだら)
「んえ!?大丈夫!?!?」
カラルラ)ダイジョブ、健康すぎるぐらいだから…
カラルラ)じゃ、君の名前決めようか
「あっ!言ってましたね…決めましょ!」
カラルラ)ん~なんか、希望ってある?
「って言われても…普通の名前が分かんないんですよね…」
カラルラ)あ、そうね…
カラルラ)ん~~~~~…
カラルラ)あっ…
[中央寄せ]ワタシは[太字]アレ[/太字]を思い出した。[/中央寄せ]
カラルラ)あ、思いついたよ!
「はやっ!」
カラルラ)気にいるかどうかわからないけど…
カラルラ)[太字]カラント[/太字]…なんてどうかな?
「!!」
「めっっっっっちゃいい!!!」
カラルラ)ホント?よかった…じゃ、決定ってことでいいかな?
カラント)うんっ!ありがとっ!!
カラント)タラァ…(H☆A☆N☆A☆Z☆I☆)
カラント)ちょっとちょっと!?
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