- 閲覧前にご確認ください -

フィクションです。
現実に起きたこととは、一切関係ありません。

文字サイズ変更

地下のお店の仕事

#17

帰宅

シュラグ)そいじゃ帰ろ~…といいたいところだけど

シュラグ)皆さん花は集めた?

ソルト)結構見つけたぞ

オセロ)ああ

カラルラ)私も

シュラグ)僕はゼコンリア、フットルーガ、ヴァ―トリウイだよ!

ソルト)俺らはオウロバナ、ゲーデーサルト、レットルナンス、ファシアスだな。

カラルラ)私はユーグリアセ、カトトフール、ギュルフット、ザイレンですね

カラルラ)…あれ?全部そろってません?

シュラグ)1、2、3…ほんとだ全部そろってる!!

ソルト)調べ屋は全部はここにないって言ってたはずなんだけどな…

カラルラ)調べ屋が間違うことがあるんですかね…?

シュラグ)ま、全部間違いなくそろってるんならいいでしょ!

ソルト)まあそうか

ジフ)そうです!

シュラグ)あ、君いたんだね

ジフ)ひどくないですか⁉

シュラグ)喋らないんだもん

ジフ)自分が知らない話にどう入れというんですか…

シュラグ)それもそっか

シュラグ)そいじゃ改めまして帰りましょー

全員)はーい





エレベーター前

カラルラ)着きましたね

ジフ)へーここから来たんだね

シュラグ)乗ろー





エレベーターの中

カラルラ)…もう今更なんですけどこの花って一輪だけでいいんですか?

ソルト)ん?ああ、別にいいぞ?

ソルト)全部結構レアだし価値も高いから多分一輪で足りる。遺伝子操作とかしたらコピーとかもできるんじゃないかな

ジフ)み、未来感あるなあ…

ソルト)もちろんジフの血も使わせてもらうぞ

ジフ)マジ⁉

シュラグ)そういえば、ジフの血ぃ使って毒を作ったって言ってたけどジフの血ってなんか特別なの?

ソルト)ああ。特殊中の特殊だ。

オセロ)ほう

ソルト)ジフの血には、何故か[太字]フール類[/太字]が異常なほど含まれていたんだ。

シュラグ)フール?なんそれ

ジフ)これはスラルが教えてくれるまで自分も知らなかったんですよねー

ソルト)そうだったな。で、フール類っていうのはな危険な化学物質の総称さ

カラルラ)例えばどんなものなんです?

ソルト)あー…腐敗性、細胞変異性、呼吸有害性…とかか?もっとたくさんあるが分かりやすいのはこれらだな

ソルト)こういうのがジフの血液の中に入っているんだ。

シュラグ)えぇ…(ちょっとジフから離れる)

ジフ)大丈夫ですよ⁉血液中の話なので!!ですよね?

ソルト)ああ一応は大丈夫だ。血液がそんなんだから身体も特別なものになっている。耐性がある。

シュラグ)いや、すご

ジフ)ふふん!

ソルト)そんな物質は普通の流通ではなかなか入手できない。でも、ジフの血は特別だ。求めている物質がそこら辺を歩いてるんだからな。

ソルト)その血を使えばどんな毒も作れる。と、言うことで連続殺人を起こした。

ソルト)ジフの血は花の品種改良や薬剤づくりに役立つと思うんだ。

ジフ)知ったときはびっくりしたよー!なんで学校の血液検査通過できたんだろ…

ソルト)って感じだ。

グウングウン、ガチャ(扉が開く)

シュラグ)お!ちょうどいいタイミング~

シュラグ)店、ちゃんとシャッター閉めてきたよね?

ソルト)もちろんだ!!盗まれたら困る

カラルラ)やっぽりこれくらいの暗さがちょうどいいですね

オセロ)そうだな

ジフ)自分には暗すぎですよ





シュラグ)ここ!ちゃんとシャッターも締まってる…ね!

ソルト)当たり前だろ。行く前に10回ぐらい確認したんだぞ?

オセロ)お前そんなに見てたのか

シュラグ)[太字]もちろん鍵も閉めたよね?シャッターの[/太字]

ソルト)…ぇ?しゃったー?

ソルト)そんなものあったのか?

シュラグ)うん…もしかして?

ソルト)し、閉めてない…

カラルラ)それって結構大変じゃないですか…?

シュラグ)ガチでやばい!!

オセロ)盗人が入ってるかもしれない…

ソルト)ファ⁉やばいやばいやばい!!!

ソルト)見てくる!!!

ソルト) タタタタ…

ソルト) ガラガラ…

???)…ん?

???)だあれ?

ソルト)ぬ、盗人…








オマケ

時間軸は前回

ユウクウ)ヘックシ!!!!!

ユウクウ)うう…誰かに噂されてるのかねぇ…

プルルルル…プルルルル…(黒電話が鳴る)

ユウクウ)はいはい

ガチャ

ユウクウ)はい、もしもし。

ユウクウ)…はい、はい……え?

ユウクウ)リリップが消えた⁉

ユウクウ)…ほうほう、いつの間に…

ユウクウ)その花たちはどうしたんです?

ユウクウ)あ、公園にそのまま植えたんですか…

ユウクウ)そうですか…捨てるもんだと思うんですけどねえ

ユウクウ)花は大事にする人だった?ほう、そうですか

ユウクウ)情報ありがとうございました

ユウクウ)ガチャ

ユウクウ)…あ、あの団体さんに間違った情報教えてしまった…

ユウクウ)でも…もうどうもできないなあ…

ユウクウ)……黙っておこう







※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

こんちゃ
お久のユウクウがおまけです
楽しんでいただけたら幸いです。

2024/08/28 18:44

一月 ID:≫9pKhUcv7mVfMI
続きを執筆
小説を編集
/ 20

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL