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エマとヒナに女子会に誘われた。
集会はないけど期末テストを控えてたから、勉強しようと思ってたところ2人から誘われた



エマ「えへへ～」

ヒナ「ふふっ」

『2人して何ニヤニヤしてんの…』

エマ「恋バナ！！」

『は？恋バナとか意味わかんない』

ヒナ「●●ちゃんって好きな人いないの？」

『逆に居るように見える？男共と常に絡んでるしあるワケ』

エマ「え、でも最近イヌピーと2人でよく会ってるじゃん」

『それは族とかシンイチローの話で会ってるだけで…』

ヒナ「何とも思わないの？」

『んー…』



確かにここ最近になってイヌピーと2人で会う機会が増えた
だからって何か進展はない。イヌピーだってそうだと思う



『イヌピーはなんて言うか犬っぽいしな』

「「犬！？」」

『え、うん…』

エマ「●●姉って彼氏欲しいなって思わないの？」

『全く。てか、無縁に等しいし』

ヒナ「無縁って…出会いすらないの？」

『ない。そもそもイヌピーをそういう風に思った事がない』

エマ「お似合いだと思うけどなー」

ヒナ「ヒナもそう思う！」

『はあ？』



何言ってんだこの2人は。しかも怖いくらいにニコニコしてるし
私に恋バナなんかしても意味がない



エマ「●●姉は美人なんだから自信持って！」

ヒナ「相手も同じ想いかもしれないし！」

『いやいや…なわけ』



仮にイヌピーが私の事を好きだとしても、ヒナとタケミっちみたいな関係が続くとは思わないな




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