千冬side




＿＿＿ 1年前



「それでは、これより平成16年度入学式を[漢字]執[/漢字][ふりがな]と[/ふりがな]り行います
皆さんは本日よりこの学校の生徒となりました」

「入学早々 不良の先輩たちに呼び出しくらった奴いるらしいよ」

「マジで！？」

「知ってる知ってる」

「呼び出されたのって有名ヤンキー松野千冬だろ？」




入学式には出ずオレは呼び出された自転車置き場でオレを呼び出した先輩をボコっていた



千「オレ敬語使えねーんだよ。オレが一番偉いから」



先輩をボコってから、校舎内に戻り廊下を歩いていた
あちこちから異様な視線が感じる



「やっぱすげーな千冬！先輩相手に余裕だもんな」

「千冬だったら全国制覇とかできちゃうんじゃない？」

千「バーカ！そんなの興味ねーよ。だからヤンキー[漢字]流行[/漢字][ふりがな]はや[/ふりがな]んねーんだよ」



教室で自分の席に座ってたとき、大声で名前を呼ばれた



「おーい千冬ー！！大ニュース大ニュース！」

千「？」

「3組に[漢字]留年[/漢字][ふりがな]ダブ[/ふりがな]ってる奴いるらしーぜ！」

「ダブリ！」

千「え？中学で[漢字]留年[/漢字][ふりがな]ダブリ[/ふりがな]とかあんの？」

「そー思うだろ！？ヤベぇって！！きっと超ヤベぇ不良だぜ！？」

千「…………確かに…よっしゃ！デケぇ顔する前にシメ行くか！」

「さすが自分が一番じゃないと気が済まない男っ」



だってどんな奴か気になんじゃん。義務教育で留年とか聞いた事ねーし




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