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けーすけは次々と鉄パイプで参番隊の人達を殴り、あっという間に稀咲の元へ辿り着いた



稀「ちっ。場地が来る！さっきみてぇにボーっとしてたら殺すぞ副隊長」

「スイマセン！！」

稀「場地を[漢字]侮[/漢字][ふりがな]あなど[/ふりがな]んじゃねぇぞ！？このオレを出し抜いた唯一の男だ」

「さっきのは不意打ちでしたけど、こっちは50人！[漢字]絶対[/漢字][ふりがな]ぜってぇ[/ふりがな]ぶっ殺しま…ぶっ」

稀「！？」

『あれ…？』

場「チェックメイトだ稀咲ぃ」



そんな先の尖ってる鉄パイプでずっと殴ってたって事…？
いつからこんな風に変わったの



稀「やれるもんならやってみろ！」

武「…………？…………場地くん？」

場「ゴホ…クソッ。ここまでか…」

『！？けーすけ！！』

武「え？」

千「場地さん！！稀咲テメー何をしたぁ！！」

稀「見てたろ？オレは何もしてねぇ」

千「場地さん。！！血………刺された？」

『へ？』

千「刺されたんスか！？いつ…！？」

武「え！？」



刺された…？刺される隙なんてなかっ…いや、待てよ、、、
一虎がけーすけの背後に居た…まさか！！



千「………！！一虎…一虎ぁぁ！！！」

虎「ブツブツ…」

稀「やっぱヤベぇ奴だな一虎は！」

武「え！？」

稀「そうか！場地を芭流覇羅に引き抜いたのは、こうやって寝首をかくためか！！」

武「……？」

稀「ねぇ？総長」

武「マ…マイキーくん…違う一虎くんは」

『マイキー…？』

万「殺したかった…ずっと…[漢字]一虎[/漢字][ふりがな]テメー[/ふりがな]が年少から出てきたら真っ先にオレが殺そうと思ってた
そんなオレを[漢字]諭[/漢字][ふりがな]さと[/ふりがな]し続けてくれたのが場地だった
場地が言ってた “ 一虎はマイキーと●●を喜ばせたかった „ “ だからあいつは受け入れられない „ “ たとえマイキーと●●の兄貴を殺しちまっても „ “ 自分を肯定する為にマイキーと●●を敵にするしかなかった… „ ってよー」

龍「マイキー」

万「ケンチン喧嘩はもう終わりだ」

半「は！？オイオイオイ喧嘩は終わり！？ナメてんのかマイキー？
そんなのテメーの決める事じゃねーだろーが！！」



次の瞬間、マイキーは半間に強烈な蹴りを喰らわせ一発KO



万「ホラ終わった」

「半間さん……？」

「ウ…嘘だろ…」

「インチキだ」

「半間さんが一撃…！？」

「[漢字]絶[/漢字][ふりがな]ゼ[/ふりがな]ッ[漢字]対[/漢字][ふりがな]テ[/ふりがな]ェなんかのイカサマだろ！？」

「[大文字]逃げろ殺されるぞ[/大文字]」



芭流覇羅のメンツはマイキーの傍から逃げてった




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