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月光に照らされて

#1

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[中央寄せ]LINEの通知音が鳴った。スマホを開くと1件のメッセージ。


それを見て真夜中の0時頃、俺は愛車〝 白のGSX250R 〟に跨る。


今から向かうのは、首都高中央環状線の〝 いつもの場所 〟。


白色のフルフェイスを被り、バイクを駆らせた。[/中央寄せ]


[水平線]


[中央寄せ]真夜中の涼しい風を受けながら月光に照らされ、愛車を駆らせる。


俺、[太字]〝 [漢字]黒瀬 奏音[/漢字][ふりがな]くろせ かなと[/ふりがな] 〟[/太字]は、この時間のために生きていると言っても過言ではないほどこの時間が好きだった。


あっという間に幸福の時間が過ぎて〝 いつもの場所 〟に着いた。


あいつ[太字]〝 [漢字]赤羽 涼汰[/漢字][ふりがな]あかば りょうた[/ふりがな] 〟[/太字]は赤のCBR600RRに跨がり、止まっていた。[/中央寄せ]


涼汰「 … 待ってた。」


奏音「 悪い。5分程の遅刻した。」


[中央寄せ]いつも馬鹿みたいに笑顔なあいつにしては、今日は表情が暗い。[/中央寄せ]


奏音「 どうした?」


[中央寄せ]あいつは、震える手で自身の赤い髪を撫でながら言った。[/中央寄せ]


涼汰「 … 人を轢いた。丁度5日前に。」


奏音「 … は?」


[中央寄せ]思考が停止して、状況が飲み込めない。


背中が凍る。そんな感覚が体中に広がっていった。[/中央寄せ]


涼汰「 だから最期にお前にだけはサヨナラを言っておきたくて。」


奏音「 それってどういうことだよ!」


涼汰「 今までありがとう。」


[中央寄せ][太字][大文字][大文字][大文字]バンッッッ!!!![/大文字][/大文字][/大文字][/太字]


真夜中の静けさに響き渡ったのは銃声だった。


あいつを見ると、倒れて胸元からは出血していた。[/中央寄せ]


奏音「 おい!しっかりしろ!」


[中央寄せ]いくら揺さぶり声を掛け続けても返事をすることはなかった。


遅れて銃声の方を向くとそこには黒いバイクに黒いフルフェイス。


暗くてよく見えないが一丁のハンドガンを持つ一人の男がいた。[/中央寄せ]


奏音「 お前は誰だ?」


[中央寄せ]だが、彼は俺の問いに答えることはなくバイクで走り去っていった。[/中央寄せ]


___

作者メッセージ

こんにちは。白銀です。

今回が中々良い出来のものが出来たのでは ... ないな。

まぁぼちぼち上げていくんでぜひ今後も読んでくださいな。

2025/05/14 20:23

白銀 ID:≫ 0612aDUKNLX9.
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