二次創作
心底どうでもいい 【segs】
こわい、という言葉に
ひどく反応し、慌てて
手の力を抜いてくれた .
「ごめん...けどあきな、行かんといて、嫌や」
でも、腕は掴まれたまま
力なく俯いたふわっちが
何度も何度も謝ってくる .
明らか異常な雰囲気の中
思わず目を泳がせてまゆゆを見つめる .
まゆゆは、ふわっちを
ぼんやり見ていた .
正確に言えばその後ろ .
何にもない空間を見ていた .
『あれ....ここって東京よな?しかも都心』
俺もまゆの目線を辿って、
やっぱりそこには何もなかったけど
頭が真っ白になっていく .
どれだけ周りを見回したとて
人影が一つも見当たらない .
嘘みたいに .
まるで現実じゃないみたいに .
壊れたロボットのように
謝罪しかつづらないふわっちと
電池が切れたみたいに
一点を見つめて動かないまゆゆ .
そして、ここが
見慣れたホームに見える
●●と俺 .
世界のバランスが
もろもろ狂ったように .
「全部、分かるといいね」
後ろで囁かれた言葉にまた
俺の視界は暗転して .
次目を開いたときには
俺の部屋のベッドだった .
また●●が死ぬ、と
絶望しかけたのも、まだ耳に残った
●●の声にかきけされ
『..ふ、あは、ははは』
笑ってしまうのを
抑えられなかった .
ひどく反応し、慌てて
手の力を抜いてくれた .
「ごめん...けどあきな、行かんといて、嫌や」
でも、腕は掴まれたまま
力なく俯いたふわっちが
何度も何度も謝ってくる .
明らか異常な雰囲気の中
思わず目を泳がせてまゆゆを見つめる .
まゆゆは、ふわっちを
ぼんやり見ていた .
正確に言えばその後ろ .
何にもない空間を見ていた .
『あれ....ここって東京よな?しかも都心』
俺もまゆの目線を辿って、
やっぱりそこには何もなかったけど
頭が真っ白になっていく .
どれだけ周りを見回したとて
人影が一つも見当たらない .
嘘みたいに .
まるで現実じゃないみたいに .
壊れたロボットのように
謝罪しかつづらないふわっちと
電池が切れたみたいに
一点を見つめて動かないまゆゆ .
そして、ここが
見慣れたホームに見える
●●と俺 .
世界のバランスが
もろもろ狂ったように .
「全部、分かるといいね」
後ろで囁かれた言葉にまた
俺の視界は暗転して .
次目を開いたときには
俺の部屋のベッドだった .
また●●が死ぬ、と
絶望しかけたのも、まだ耳に残った
●●の声にかきけされ
『..ふ、あは、ははは』
笑ってしまうのを
抑えられなかった .