二次創作
心底どうでもいい 【segs】
目を覚ましてちょうど30回目 .
やっと発展したかと思えば
●●は自ら飛び込みに行くし
結局何も分からなかった .
でも、一つ分かったこともあった .
ただソレを自分で認識して
きちんと理解するまでには
多分、15秒はかかったと思う .
原因であるスマホを揺さぶっても
目覚まし時計をリセットしても
その事実が揺らぐことはなくて .
『何で、どういうことだよ、まじで意味わからん』
本来なら今日は5月10日のはずで、
時刻は4時56分であるはずで、
頭がこんがらがりそうだった .
だって、手元のスマホは
俺の誕生日を示していたから .
『く、9月1日午前10時...?は、ぁ?』
現状がよく理解できない .
さっきまで駅のホームにいたのに
体感はまるで寝起きのようだ .
だから、今何が起こっているのかも
まったくもってわからんくて、
そもそも理解するのをいやがって .
とりあえず、落ち着きたかった .
・・・
「おぁあああ!?明那急にどうしたん!?」
ふわっちはその大きな体で
部屋を隠そうと必死だけれど
隙間からまゆゆが覗く .
やっほ、とクラッカーを携えて .
「不破くんが隠すの下手だからバレちゃった」
「まゆは隠す努力をしとらんやんけ!」
ぱちぱち、と瞬きを繰り返し
目の前の光景をよく焼き付け
噛み砕こうとしてみた .
『...え、なん、パーティーでもするん?』
普通に考えれば俺の誕生日を
祝うサプライズの準備だろう .
でもそれすら今の俺にはわからんくって、
仲間外れにされたショックが
ただでさえ募った不安を加速させる .
目の前が真っ暗になった気がして
まゆゆとふわっちが何か言ってんのも
うまく聞き取れんくて .
『●●が、....ああなったのに、なんで2人は平然としてんの?』
それなのに、
俺の口は勝手に動いていた .
やっと発展したかと思えば
●●は自ら飛び込みに行くし
結局何も分からなかった .
でも、一つ分かったこともあった .
ただソレを自分で認識して
きちんと理解するまでには
多分、15秒はかかったと思う .
原因であるスマホを揺さぶっても
目覚まし時計をリセットしても
その事実が揺らぐことはなくて .
『何で、どういうことだよ、まじで意味わからん』
本来なら今日は5月10日のはずで、
時刻は4時56分であるはずで、
頭がこんがらがりそうだった .
だって、手元のスマホは
俺の誕生日を示していたから .
『く、9月1日午前10時...?は、ぁ?』
現状がよく理解できない .
さっきまで駅のホームにいたのに
体感はまるで寝起きのようだ .
だから、今何が起こっているのかも
まったくもってわからんくて、
そもそも理解するのをいやがって .
とりあえず、落ち着きたかった .
・・・
「おぁあああ!?明那急にどうしたん!?」
ふわっちはその大きな体で
部屋を隠そうと必死だけれど
隙間からまゆゆが覗く .
やっほ、とクラッカーを携えて .
「不破くんが隠すの下手だからバレちゃった」
「まゆは隠す努力をしとらんやんけ!」
ぱちぱち、と瞬きを繰り返し
目の前の光景をよく焼き付け
噛み砕こうとしてみた .
『...え、なん、パーティーでもするん?』
普通に考えれば俺の誕生日を
祝うサプライズの準備だろう .
でもそれすら今の俺にはわからんくって、
仲間外れにされたショックが
ただでさえ募った不安を加速させる .
目の前が真っ暗になった気がして
まゆゆとふわっちが何か言ってんのも
うまく聞き取れんくて .
『●●が、....ああなったのに、なんで2人は平然としてんの?』
それなのに、
俺の口は勝手に動いていた .