異世界×婚約
[水平線]「蕾!遊びに来たぜ!ほら、これ見ろよ」
「…明助さん」
「明助さんなんて言うなよ、明助って前みたいに呼べよ」
「…うん」
「ほら、幼稚園の時の写真だぜ!この遊具で俺が怪我しちまうんだよな!ハハハ!懐かしー!」
「…」
「…蕾、あのさぁ…わからなかったらいいんだが、ミr…」
ガララッ
「[斜体]蕾ちゃん![/斜体]」
「…広じゃねーか!」
「[斜体]明助!君も状態が安定したみたいだね…良かった…[/斜体]」
「…広くん?」
「[斜体]蕾ちゃん!無事だったのか!…良かった… [/斜体]」
ギュッ
「お、おい!広!」
「[斜体]…あ、ごめんね…[小文字]好きなんだもんね[/小文字][/斜体]」
「バッ…お前…」
「[斜体]ハハ、ごめんごめん[/斜体]」
「…あの…」
「[斜体]あ、ごめんごめん…蕾ちゃん、明助を忘れてしまったんだって?[/斜体]」
「…うん」
「[斜体]そうか…蕾ちゃんは明助を思い出したい?[/斜体]」
「…おい広…」
「…わからないです…」
「[斜体]…そうかぁ…それじゃ、僕は帰るよ[/斜体]」
ガララッ
「…なんだったんだあいつ…」
「あの…明…助」
「ん?なんだ?」
「私…明助のこと思い出したほうがいいのかな」
「…俺は思い出して欲しい」
「…そっか…」
「なぁ蕾、ミル王国のこと覚えてるか?」
「…ミル…王国…」
「あぁ…ミル・ゲーナって覚えてないか?」
「ミル・ゲーナ…ごめん、わからない…」
「…そうか…なぁ蕾、退院したらさ、祭り行かね?」
「…祭り?」
「そう!行かねーか?」
「…うん…行く…何か思い出すかもしれないし…」
「約束な!」
「…うん!」[水平線](記憶喪失って本当に怒るのか…ちょっと調べてみるか…)
【一部の記憶喪失は、その一部を強く思いすぎることにより起ります】
「…強く思いすぎる…?」
【「大好き」「愛している」「とても大切」と、思っているものが記憶から消えることが多いです】
「…ということは…[太字][大文字]両思いいいいい!?!?!?[/大文字][/太字]」
「…明助さん」
「明助さんなんて言うなよ、明助って前みたいに呼べよ」
「…うん」
「ほら、幼稚園の時の写真だぜ!この遊具で俺が怪我しちまうんだよな!ハハハ!懐かしー!」
「…」
「…蕾、あのさぁ…わからなかったらいいんだが、ミr…」
ガララッ
「[斜体]蕾ちゃん![/斜体]」
「…広じゃねーか!」
「[斜体]明助!君も状態が安定したみたいだね…良かった…[/斜体]」
「…広くん?」
「[斜体]蕾ちゃん!無事だったのか!…良かった… [/斜体]」
ギュッ
「お、おい!広!」
「[斜体]…あ、ごめんね…[小文字]好きなんだもんね[/小文字][/斜体]」
「バッ…お前…」
「[斜体]ハハ、ごめんごめん[/斜体]」
「…あの…」
「[斜体]あ、ごめんごめん…蕾ちゃん、明助を忘れてしまったんだって?[/斜体]」
「…うん」
「[斜体]そうか…蕾ちゃんは明助を思い出したい?[/斜体]」
「…おい広…」
「…わからないです…」
「[斜体]…そうかぁ…それじゃ、僕は帰るよ[/斜体]」
ガララッ
「…なんだったんだあいつ…」
「あの…明…助」
「ん?なんだ?」
「私…明助のこと思い出したほうがいいのかな」
「…俺は思い出して欲しい」
「…そっか…」
「なぁ蕾、ミル王国のこと覚えてるか?」
「…ミル…王国…」
「あぁ…ミル・ゲーナって覚えてないか?」
「ミル・ゲーナ…ごめん、わからない…」
「…そうか…なぁ蕾、退院したらさ、祭り行かね?」
「…祭り?」
「そう!行かねーか?」
「…うん…行く…何か思い出すかもしれないし…」
「約束な!」
「…うん!」[水平線](記憶喪失って本当に怒るのか…ちょっと調べてみるか…)
【一部の記憶喪失は、その一部を強く思いすぎることにより起ります】
「…強く思いすぎる…?」
【「大好き」「愛している」「とても大切」と、思っているものが記憶から消えることが多いです】
「…ということは…[太字][大文字]両思いいいいい!?!?!?[/大文字][/太字]」