魔力測定　"魔法のアレンジ力"

　次は、魔法のアレンジ力を試されるのか…ってか、もう合格なんだけどね。
「もう驚かないぞ…次こそは…絶対に５歳がすることで怖気づいたり、驚いたりしないぞ…。」
　団長の可笑しくなった姿を見ていた、受付嬢は、
必死に笑いを堪えている。　だって、いつも…
「いくぞー！」　とか言ってる団長が、急に…
「おれ…あの子怖い…」
　何て言い出したらギャップの天と地の差で、笑ってしまうよね。

　あ、違う、魔法のアレンジ力を計るテストをしてるんだった。
「魔法のアレンジ…あ！　これだ！」
「ひぇ〜い…次は、鍛錬場を壊すなよ…」
　何をそんなに怖がっているのだろう？　まぁ、オジサンは、ほっといて、魔法のアレンジとやらを試してみますか…
「カミ穿つ戦龍之アグラシエル」
　突如、龍にも見えるその膨大なエネルギーの、流動が、天を襲う。　天は、その膨大なエネルギーに
耐えきれず、宇宙さえも…そして1つの惑星に不時着
する。

　やってしまった…。　人が住んでいるか分からないが、物凄い爆音と共に、惑星の半分が消えていた
「やって…しまった…物は、仕方ないよね？責任も団長が取ってくれるんだし。」
　団長の顔を見てみよう。　はぁ？　お前…何いってんの？　腕のいい精神科の先生呼んでこようか？
みたいな顔をしている。　団長！　申し訳ない！
「もう良いよ…責任は、俺がとるから…」

　団長には、悪いことをしてしまった。　いつかこの御恩を10倍にして返さないとな。
　
　問題児…いや…暴走児の進撃は、一旦休憩
直ぐに模擬戦が始まるけど。