二次創作
12の試練と一人の少女
その夜は墨汁を流してしまったように暗く、唯一の月の光も霞んで見えてしまうような、そんな夜だった。
ザッザッ
草木を掻き分けて一人の少女________藤咲 絢が必死に山を登る。
「はぁっ、、、はぁ、、いつまで続くのよ、、!」
スマートフォンの光を頼りに辺りを照らしてどんどん登っていく。
そんな時、
「なにしてるんですか?」
「ビクッ!」
突然声をかけられた。
絢がゆっくり後ろを振り返ると、そこには一人の少女が木の上に立っていた。
「えっ、、?」
その少女は「るな」と名乗った。
見たところ年齢は10.11歳程度だろうか。
(バランス力エグ、、、、)
そんな事を考えながら改めてるなを見ると、とても美しいことが分かった。
髪はただの水色ではなく、毛先に行くにつれ色が濃くなっている。あどけなく、ぱっちりした瞳。
服はいわゆる着物というものだろう。水色をベースにした着物でところどころ氷の模様がプリントされている。
が、手は萌え袖になっていて着物とどうにもアンバランスだ。
「あなた、なんのよう?」
なるべく関わりたくないので、あえてそっけなく接する。
だが、それは逆効果だったのだろうか?
るなは大きく口を開け、けらけらと笑う。
「なんのようってw用事があるのはお姉さんの方ですよね、、、、?藤咲絢さん?」
「なん、でっ、」
私の名前を、、、、?
ひどく困惑すると、るなは突然ニコリと笑う。
「じゃっ始めましょうかっ!______初めの試練を」
「ゾクッ」
突然雰囲気の変わったるなに、早くも帰りたくなる絢だった。
ザッザッ
草木を掻き分けて一人の少女________藤咲 絢が必死に山を登る。
「はぁっ、、、はぁ、、いつまで続くのよ、、!」
スマートフォンの光を頼りに辺りを照らしてどんどん登っていく。
そんな時、
「なにしてるんですか?」
「ビクッ!」
突然声をかけられた。
絢がゆっくり後ろを振り返ると、そこには一人の少女が木の上に立っていた。
「えっ、、?」
その少女は「るな」と名乗った。
見たところ年齢は10.11歳程度だろうか。
(バランス力エグ、、、、)
そんな事を考えながら改めてるなを見ると、とても美しいことが分かった。
髪はただの水色ではなく、毛先に行くにつれ色が濃くなっている。あどけなく、ぱっちりした瞳。
服はいわゆる着物というものだろう。水色をベースにした着物でところどころ氷の模様がプリントされている。
が、手は萌え袖になっていて着物とどうにもアンバランスだ。
「あなた、なんのよう?」
なるべく関わりたくないので、あえてそっけなく接する。
だが、それは逆効果だったのだろうか?
るなは大きく口を開け、けらけらと笑う。
「なんのようってw用事があるのはお姉さんの方ですよね、、、、?藤咲絢さん?」
「なん、でっ、」
私の名前を、、、、?
ひどく困惑すると、るなは突然ニコリと笑う。
「じゃっ始めましょうかっ!______初めの試練を」
「ゾクッ」
突然雰囲気の変わったるなに、早くも帰りたくなる絢だった。