- 閲覧前にご確認ください -

このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

文字サイズ変更

ただいまヤクザ、修行中!!

#45


 「はぁ はぁ はぁ」
明明さんは、冬馬さんが行った場所はわからないらしい。
とにかく、走った。

「僚太!」
なんで自分が僚太の名前を呼んでいるのかわからない。
明明さんが会ったのは、冬馬さんなのに。

 “かもしれない”って思ってた。

僚太がなんでいつも屋敷の左側から現れるのか。
若のことを名前で呼ぶのか。
情報組って言ってたのに、そとでトレーニングしてるのか。
なんで、有名なブランドの服を買うほど、お金を持っているのか。

『三男は冬馬さんって言ってな、俺はまだ一度も見たことがない』
そんな感じのことを、俊さんは言っていた。

 「はは…」
私はスピードを緩めて、立ち止まった。
「僚太…」
涙が頬をつたった。
大粒の涙が、靴に落ち、色が変わる。

僚太にだって、いろんな理由があって、二つの名前で生きているんだろう。
教えて欲しかった、とか騙された、とか、そう言うことを言いたいんじゃない。

「そんなの、しんどいだけじゃん…」

僚太は冬馬さんだったから、ここ最近は誰よりも忙しかった。
それでも、僚太としてみんなに、私に顔を出さないといけなかった。
毎日目の下を黒くして、それでも私を助けてくれた。

今回も、爆発から僚太が守ってくれたんだろう。
もしかしたら今頃、僚太は死んでいるかもしれない。

自分の気持ちを理解したら、余計にしんどくなってきた。
「私は、僚太の負担だったかな…」

2025/06/01 17:12

あちゃぱ ID:≫ 1.5LHN/5O97I6
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 79

コメント
[22]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL