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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#34


















 [大文字]パン!!!!![/大文字]
















「うっ!?」
右腕が、痛い。
痛いと言うよりは、暑い。
撃たれるなんて、初めてだ。

痛みで意識が飛ぶなんて、絶対にダメだ。
こんな敵地で倒れたら、殺される。

撃たれた腕をどうにかできるわけもないが、俺は後ろに立つメイドを見た。

「君は…ロボットか」
「…」
無言は、肯定の証。
相手も承知で黙っているのだろう。
それとも、声を発することはできないか。

九条は、ロボットの研究をしていると言う噂がある。
しかし、よくできているロボットだな。
肌の艶、呼吸のリズム、流れるような動き。
そしてこれは、戦闘能力までもっている。
そういうことか。
研究の目的は。

「戦闘はやめよう。いいことがない」
ロボットの特性や考え方がわからないと、どうも前に出にくい。
説き伏せることはできるのかな。

「尾田組が、なくなるであれば」
あ、話せるんだ。
「じゃあなにか連絡手段をちょうだいよ。お父さんに連絡するから」
「ダメです」

これは、ダメそうだな。
向こうは銃を持っている。
下手に近づけない。
その間も、俺の右腕は感覚を無くしつつある。
このロボットを倒さないと、平行線だな。

2025/05/30 18:32

あちゃぱ ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
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