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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#62


 本庄さんは九条の側に立った。

「本庄…賢治は君も知っての通り、尾田に送り込んだ密偵だよ。一点違うのは、市の密偵じゃなくて九条からってところだけど。
まあ、失敗して、我々の作戦はチャラになってしまったんだけど」

部屋が、凍っているみたい。
息をするのでさえ辛い。
冷たい空気は、九条からだ。

「申し訳ございません」
「賢治を連れ出すのも一苦労だったよ。ただ、演技派一流」
「ありがとうございます」

本庄さんは本当に嬉しそうに、九条に礼を言った。
いつもの本庄さんなのに、本庄さんじゃないみたい。
なんだか、気持ち悪い。

「ねえ君、君の家が燃えた理由を、教えてあげようか?」
「家は、ガスの元栓の管理不足だって…」
「うん。違うんだよ」

どういうこと?
理由って、なに?
誰かが故意にやったってことなの?

「そうだよ」
心を、読まれている。

「実はね、君のお父さんは俺たちの仲間だったんだ」
「え?」
「でも残念なことに、お父さんは俺たちから抜けた。一度入ったら最後。抜けることは許されていない。でも、お父さんは抜けた。その報復だよ、あの火事は」

お父さんが、九条に入っていた…?
抜けたから、家を燃やされたってこと…?

頭が追いつかない。
どういうこと?
わからない。
意味不明すぎる。

2025/05/25 11:09

あちゃぱ ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
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