ただいまヤクザ、修行中!!
部屋の外に出れた。
どうしよう。
このままコイツ殴って外に出る?
「無駄だよ。この屋敷の全てのパスワードは私しか知らない」
「…っ!」
バレてた。
連れてこられたのは、おしゃれな部屋。
階段を登ったから、多分地上。
なんか、貴族のお嬢様の部屋みたい。
あちこちキンピカ光ってて、シャンデリアみたいなのがあって、机の足がやたらと細い!
うわぁ…。
「さあ、座って?」
私のこと殺すとか言ってた人には見えないくらい優しく、私に椅子を勧めた。
敵地で油断するのもなんだけど…おそるおそる座った。
座ったら爆発するとか、やめてよね?
爆発はしなかった。
でも、落ち着かない。
メイドさんみたいな女の人が、私の前の机に紅茶を置いた。
「あっありがとうございます」
メイドさん(もうそう呼ぶことにする)はぺこりとお辞儀をして、部屋を出た。
この部屋に、鍵はかかってないってことか。
「君に、合わせたい人がいるんだ」
合わせたい人?
え、こわ。
九条はパンパンッと手を叩いた。
すると、メイドさんとは別の扉から、
「本庄さん!?」
いつもの、本庄さんが入ってきた。
「やあ、夕菜」
「どっどうしてここに!?」
「まあ落ち着きたまえ」
本庄さんが、なんで!?
どうしよう。
このままコイツ殴って外に出る?
「無駄だよ。この屋敷の全てのパスワードは私しか知らない」
「…っ!」
バレてた。
連れてこられたのは、おしゃれな部屋。
階段を登ったから、多分地上。
なんか、貴族のお嬢様の部屋みたい。
あちこちキンピカ光ってて、シャンデリアみたいなのがあって、机の足がやたらと細い!
うわぁ…。
「さあ、座って?」
私のこと殺すとか言ってた人には見えないくらい優しく、私に椅子を勧めた。
敵地で油断するのもなんだけど…おそるおそる座った。
座ったら爆発するとか、やめてよね?
爆発はしなかった。
でも、落ち着かない。
メイドさんみたいな女の人が、私の前の机に紅茶を置いた。
「あっありがとうございます」
メイドさん(もうそう呼ぶことにする)はぺこりとお辞儀をして、部屋を出た。
この部屋に、鍵はかかってないってことか。
「君に、合わせたい人がいるんだ」
合わせたい人?
え、こわ。
九条はパンパンッと手を叩いた。
すると、メイドさんとは別の扉から、
「本庄さん!?」
いつもの、本庄さんが入ってきた。
「やあ、夕菜」
「どっどうしてここに!?」
「まあ落ち着きたまえ」
本庄さんが、なんで!?