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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#58


 明かりの一筋も見えないから、時間がわからない。
ジメジメした場所にいると、気が狂ってしまいそう。

とりあえず眠気を信じて寝ることにした。
何あったら大変だけど、何かあった時に眠かったらそれも大変。

部屋の中には小さいタライの中に水が入っているだけで、他には何もない。
しかたなく、冷たい床に寝転んだ。
はぁ…。
そう簡単に眠れるわけはなく、ふわふわと考えた。

 私を救ってくれたのは、僚太だ。
僚太が尾田組に連れてきてくれて、おじさんたちの家から出してくれた。
いつも心配してくれて、いつもどこからか現れる。

一体、僚太は何者なんだろう。
体は強そうだけど、情報組って言ってたし。
でも、聞くところによると情報組って三人しかいないんだよね。
全員眼鏡かけてる。
僚太がウソをついているようにも見えない。

[漢字]翠さん[/漢字][ふりがな]若の彼女さん[/ふりがな]に対して、すっごい塩対応なのも気になる。
女の人、嫌いだとか?
それはちょっと悲しいな…。

翠さんといえば、若って何歳なんだろ?
金髪で派手な見た目だから、若く見えるけど。
仁さんとか、まだ見たことないけど冬馬さんとか。
三兄弟だったら、長男と三男って結構離れてるんじゃない?

僚太も何歳なのか気になる。
今まで、どんな風に生きてきたんだろ。
生まれからヤクザ?
聞いたことなかったけど、彼女とかいるのかな。

ズキッ

ん?
なにこれ。
なんだか、もやもやする。

ああ。
早く寝たいな。
三兄弟が来るんだったら、若と一緒に僚太も来たりしないかな。
そんなわけないか。
私なんかに、来るわけないか。

今度は、胸がズキッとした。

 …この気持ち、昔、萌が言ってた。
“あの人の女性事情とか考えると、もやっとする”
“構ってほしい、助けてほしい、かっこよすぎる”
これは、この気持ちは…!

[太字]“好き”なんだ、私。僚太のことが。[/太字]

作者メッセージ

閲覧数が800を超えました!
番外編⑦は850です!!

今度も僚太サイドのお話にしようと思っていますが、読んでみたい番外編があったら、気軽に、コメントしてくださいね!!!!

2025/05/24 16:58

あちゃぱ ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
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