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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#57


 男はどこからか椅子を取り出して、私のいる部屋の前で座った。
座り方までデカい。

 「市の密偵のことは知っているか?」
頷いた。
逆らうと殺されそう。
「あなたが…密偵なの?」
「いいや。俺たちは密偵のフリをした九条グループだ。この街の、いや、日本中の暴走族やヤンキーグループをまとめている」
「え!?」

そんなトップのトップが、この人ってこと?
そういえば、昔三島さんが所属していた三浦グループのトップもわかってないって…。
もしかして、九条だったり…?

「『市が、尾田組を潰す』そんなデマを流したのは俺たちだよ。その方が動きやすいのでね。
密偵は10人らしいが…そんなわけがないだろ?」

うそ…。
完全に私たちは九条の手の中で慌てていたってこと?
悔しい…。

「密偵は三年前にすでに送信済みだ」
「あ、あなたの目的は、私たちを潰すことなの…?」
「そうだ。ここに三兄弟をおびき寄せる。そのための君なのでね」

「ああ、君には三兄弟が到着する前に死んでもらうよ。
こちらとしても、その予定だったのだがね」
「予定…?」
「フッ。知らない方が身のためだよ」

九条はそれだけいって、イスをどこかに消し、暗い廊下に消えていった。
どうしよう…。
尾田のみんなに連絡する?
でもどうやって?
中から出れない、スマホもない、人気もしない。

はぁ。
三兄弟っていうけど、全員揃ってくるのかな。
それだけ来るっていう自信があるのかな。
私にはないけど。

2025/05/24 07:41

あちゃぱ ID:≫ 1.5LHN/5O97I6
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