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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#42

番外編⑤ 三兄弟の秘密 僚太side

[中央寄せ]長男の司。
次期組長のリア充。
次男の仁。
人懐っこく、喧嘩は強い。
三男の冬馬。
引きこもりのプログラム天才。

三人がもつ、最大の秘密。
それが、暴かれ始める。[/中央寄せ]


[水平線]

 カチカチッ
「よっしゃーーーー!終わった〜〜〜!!」

俺はバタンっとパソコンを閉じて、部屋を出た。
お決まりのパーカーを着て、外に出る。

「あ〜いい天気〜」
外は太陽がギラギラする、晴天だった。
真上は雲ひとつないのに、遠くの山には入道雲がもくもくしてる。

 駅の裏は幾つにも連なる、山。
降りてすぐにある商店街。
この街に、大きなスーパーはない。
買い物は全て商店街や、大きな道路にある店で仕入れる。

山の反対側に、海がある。
この街誇る、美しい海だ。
山と海のちょうど真ん中に、さっきも言った大きな道路がある。

山と海、全てが揃う、静かで美しい街。
この街を守るのが、俺たち尾田組の役目だ。

尾田組のモットーは、
『誰でも、みんなが、“自分”でいられる空間』
だ。
このモットーを、尾田組から、街に広げていくことが目的とされている。

差別とか、そんな悲しいことは起こさない。
まあでもそれを仕切っているのがヤクザだから、市からは認められていないのが事実だ。
街のみんなからはすごく信頼されているのにな。

俺は久しぶりの外に爽快を感じて、街を歩き始めた。
歩いていると出会う、尾田組のみんな。

 それと、夕菜に会えた。
「学校帰り?」
「うん。僚太は?」
「散歩。時間あったら、一緒に散歩ししない?」
「もちろん!」

その時、俺のスマホが鳴った。
ちぇっ。
夕菜といたいのに。

見たら、若から電話だった。
「ごめん」
俺は夕菜からちょっと離れて、電話をとった。

「なに?」
「急用だ。今すぐ戻ってこい」
「あーはいはい。わかりましたよ」

また仕事かー。
「ごめん夕菜。仕事だ」
「わかった。いってらっしゃい」
家に帰るんだけどね。


 俺は自慢の足で家に帰った。
玄関に入って左に曲がったら、若が廊下で俺を待っていた。

「司さん」
「誰に聞かれているかわからないだろ。若と呼べー[太字][漢字]冬馬[/漢字][ふりがな]とうま[/ふりがな][/太字]」

久しぶりに、本名で呼ばれた気がする。
「わかってるって、お兄ちゃん」

 「あれ、なに集まってるの?」
そこに、仁兄さんも集合した。
兄さんがこのセリフを言う時は、大体、お兄ちゃんに集合をかけられてきた時だ。

ひっそりとした廊下に、俺たちは円になって顔を見合わせた。

「仁、冬馬、任務だ」
さあ、楽しい追いかけっこの始まりだ!

作者メッセージ

番外編も五話まで行きました!
番外編でネタバラシ(?)ってありなのかな?
まあ、イッカ!!

次の番外編は700にしようと思ってます!
目標は1000!!
皆さんの期待に応えられるよう、がんばりますので、
応援よろしくお願いします!!!!

2025/05/17 20:00

あちゃぱ ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
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