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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#98

「おはよう、夕菜」

私が起きると、葵が真っ先に挨拶してくれた。
そのすきに、桜が桜の手にあるアイロンに手を伸ばしている。
あらら…。

「ふわぁぁ。おはよう…」

桜、葵は私のルームメイトだ。
桜は料理組、葵は外組の見回り組に所属している。
部屋でしか会うことがないけれど、2人ともすごくいい子!!

桜と朝ごはんを食べいくことになった。
葵は朝ごはんを作りに、先に行ってしまった。

角を曲がったら、ぬっと誰かがいることに気がついた。
やばい!ぶつかる!!

「あっごめんなさい!」

「あれ、新しい女の子だ!」

顔を上げると、そこには美人なお姉さんがいた。
水色のワンピースを綺麗に着こなしていて、化粧も綺麗。
何より、いい香りがした。

「翠」

女の人の奥の廊下から、声が聞こえた。
確かそっちは左側、組長たちがいる部屋だ。
と、いうことは…。

「司!」

若だった。
私と桜は急いで頭を下げる。

「いや、いい。こっちはプライベートだから」

「こんにちは!翠です!」

「俺の彼女だ」

え、ええ!えええええ!!
若、彼女いたんすね…。
しかもこんな美人、

「えっと…あなたは新しい子?」

「は、はい。夕菜と言います」

「夕菜ちゃん!よろしくね!」

「こいつは僚太が連れてきたんだ」

「えっ僚太くんが?」

「ああ」

「ってことは、僚太くんの彼女!?」

「ちっ違います!!」

「夕菜…そうだったの…?」

あああああ!
桜まで疑ってる!
ど、どどどどうしよう!!!!

2025/08/08 17:38

あちゃぱ ID:≫ 14bcu93K3csXc
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