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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#94

やっとある案件の仕事が終わって、久しぶりに部屋の外に出た。
静かな廊下。
まあ、この辺はいつも静かだな。

部屋から出て、靴を取り、廊下を歩く。
右に曲がって、玄関を出た。

ピカっと太陽が俺を照らす。

「あーまぶしー」

当てはないが、とりあえず歩いた。
歩くと、固まっていた筋肉や骨がが動き出し、気持ちいい。
いつまでも、こんなことしてちゃダメなんだけどな。

今日は、上の方に登ることにした。
坂道を登るのは、いい運動になる。
ほどよい負担が、ちょうどいいらしい。
ってなんか俺、おじいちゃんみたいだな。

「おーきれー」

上の方から見た、久しぶりの生の夕日は、綺麗だった。
光、というよりは、街全体が赤い海に飲まれてしまったような。
そんな感じだった。

帰り道、小さな公園の横を通ったら、ベンチに女の子が1人座っていた。
セーラー服を着ているから、中学生か高校生かな。
そばに自転車があるから、すぐそこの高校の帰りだろう。

女の子の方は小刻みに揺れている。
いや、泣いてる。

普通だったら、ほっとくけど、今日は久しぶりに外に出たから声をかけてしまった。
女の子は俺を見てめっちゃビビってた。
俺、みんなほど怖い見た目してないし。
フツーの若いお兄ちゃんだし。

「これさ…」

女の子は右の腕の袖を上げていて、右腕には火傷の痕があった。
これ…!

女の子の右腕の火傷の上には、無数のアザがあった。
薄くなってるのもあるし、赤紫に腫れているものある。

名前を聞いたら、俺の予想は正解だとわかった。
前からおかしいと目をつけていた家。
あそこは娘が1人いるが、親戚の娘も住んでいた。
近所の人たちからも、親戚の方への待遇がおかしいと報告を受けている。
蓋を開けてみれば、虐待だった。

俺は尻尾を掴むためにも、夕菜を保護するためにも、家に連れて帰った。
それと、理由はもう一つ。

に、しても、代紋に似てるとか、適当なウソすぎるよな。
全然似てないし。
もっとかっこいいし。

司さんに事情を話したら、あっさりと了承してくれてた。
この人、乱暴なのに優しいのやめてほしい。

まあこれで、安心だ。

2025/08/07 08:24

あちゃぱ ID:≫ 13k85r9.zy8vI
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