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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#14

番外編① 夕菜の過去

[太字]家族[/太字]

 ゴォぉぉぉぉ!
耳をつんざくような音が、あたりを包む。
熱い。
熱いよ。

 私は燃え盛る我が家で、倒れていた。
お母さんの悲鳴が聞こえて、逃げようと思った時にはもう、火の海だった。
怖がってちゃいけない。
必死で足を動かして玄関を目指したが、煙で頭が回らなくて、転けてしまった。
 もう、立てない。
立てないよ。

 喉がカラカラだ。
涙すら出てこない。
私はどうなっちゃうんだろう…。
もう、ダメなのかな。
 不思議なことに、死ぬことに抵抗はなかった。
痛いとか、そういうのはわからなかった。
 ダメだとわかったら、無抵抗になるのかな。
ああ。

 「お母さん…」
最後の言葉として、絞り出したカスカスの声。
「ごめんね。大好き…」
これは、音にはならなかった。
ただ、口パクをしているだけになってしまった。

 さようなら、みんなー

 次に目を覚ましたら、病院のベットの上だった。
真っ白の部屋とシーツ。
右腕に巻かれたぐるぐるの包帯。
左手に繋がれた、細いホース。

 部屋に来た看護師さんに聞いたら、あの時外に出れたのはお父さんだけで、
私とお母さんを探しに家の中に飛び込んだが、お母さんは見つからなかったらしい。
 だけど私は見つけて、私を抱えて外に出たが、お父さんは助からなかった。

私は、たった一人になってしまったのだ。

〜続・番外編〜
次のページも続いて番外編です!
一人になってしまった夕菜の、おじさん一家の生活です。

作者メッセージ

感謝!閲覧数100人超え!!!!

感謝の番外編①です!
ほんっっとうに、たくさんの方に見ていただけて、とっても嬉しいです!

ちょうど本編もいいところで終わっています。
これから、物語が動き始めます。
今後も、夕菜をよろしくお願いします!

(ひとまず、次のページも番外編の続きです…)

2025/05/10 20:00

あちゃぱ ID:≫ 1.5LHN/5O97I6
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