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このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

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ただいまヤクザ、修行中!!

#94


[中央寄せ][大文字][太字]3[/太字][/大文字][/中央寄せ]

 「おい」
遠くの方で、声がする。

「おい、起きろ!」
起きろ?
嫌よ…。
まだ寝ていたいもの…。

「起きろ!この、バカ!!」
バ、バカ!?

 「うわぁ!」
ガバッと跳ね起きた。
右には、大きな足が。
足をつたって上を見ると、金髪の人がいた。

「朝飯の時間、終わるぞ」
「へ?」

急いで着替えて、金髪の人に連れられて朝ごはんを食べに行った。
朝ごはんは大皿が長い机に並べていて、どれも美味しそう!

でもご飯を食べる前に、食堂の前に立たされた。
え!?

「今日入った夕菜だ。みな、よろしく」
「はい!!!!」
それだけ言うと、金髪の人は食堂を出て行ってしまった。

 「ここおいで!」
一人で突っ立っていたら、右の机から声をかけられた。
色が濃くて、ゴツそうな人。
うわ、怖そうだな…。

おそるおそる、開けてくれた椅子に座ると、
「夕菜、俺は俊だ」
「よろしく、お願いします…」
「わかんないことあったら、なんでも聞いてな!」
「はい…」

ご飯は、本当に美味しかった。
周りは男の人たちばっかで、同じお皿突くのにちょっと躊躇ったけど、
それじゃ、食べれないしね。

でも、私の小皿にいろんなひとが「これは好きか?」ってとってくれる。
あれ。
意外と、怖くないかも…?

 ご飯を食べ終わったら、俊さんが
「屋敷、案内するよ」
と言うため、お言葉に甘えさせてもらおう…。

「門から入って玄関の右側が、俺たちの部屋とかがある。
反対の左側が、組長や若が住んでいるところだ。玄関の奥の部屋が大広間な」
「なるほど」
思っていたよりも、作りは複雑じゃなかった。

「俺たちは全国で1万人を超える、尾田組だ。この屋敷はその本部で、三十人くらいが住んでる。
 トップは尾田光組長だ。毎週月曜日の朝礼で、お目にかかることができるはず。
次が若。司さんと言って、長男だ」
「もう会いました」

「ああ、そうだったな。
次男が仁。三男が冬馬というが、冬馬さんは、俺は一度も見たことがないんだ」
「どうしてですか?」
「部屋から出てこないんだ。ご飯とかは全て若が持って行ってるらしい」
要するに、引きこもりってわけか。
にしても司さん、過保護すぎない?

2025/06/11 17:35

あちゃぱ ID:≫ 1.5LHN/5O97I6
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