- 閲覧前にご確認ください -

このお話はフィクションです。
実際の団体、お店などに関係はありません。

ちょっと最近はグロ注意です。

文字サイズ変更

ただいまヤクザ、修行中!!

#84


 「はぁ」
ベンチに座って、線路のある方を見た。
夕日が、沈み始めている。
もうすぐ暗くなってしまう。

 ふと、自分の腕を見た。
何も考えず、ただ、さりげなく。
その瞬間蘇る、あの記憶。

燃え盛る炎。
人々の悲鳴。
両親の、最後に聞いた声。

 「うぅ…」
涙がポロポロ出てきて、止まらない。
「会いたい…会いたいよ、お母さん!!」

 「どうしたの?」
バッと振り返った。
聞かれていた。
誰もいないと思ったのに。

そこには、黒いパーカーを着た、若い男の人が立っていた。
「君、高校生?どうしたの?」
「…っつ!」
声が、出ない。

 男の人は近づいてきて、
「ーえ」
腕の、火傷を見た。

「なっ何するんですか!?」
急いでそれをおろして隠したが、腕を掴まれた。
かなりの力で、さいぶ痛い。

「これさ」
男の人が何か言っているが、聞き取れなかった。
怖い。
痛い。
嫌だ。

とたん、腕を離した。
「あっごめんね!急に掴んで!!」
「いえ…」
一体、何?

「で、その火傷の痕なんだけど」
なに?
何を言うの?
醜いって?
気持ち悪いって?

 スカートの裾をギュッと握った。
「ウチの、代紋に似てる」
「ーへ?」

2025/06/10 19:55

あちゃぱ ID:≫ 2.0XvDvCgJqrM
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 89

コメント
[22]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL