二次創作
みんなの異聞録
『時透君へ』
炭治郎から僕宛てに、一通の手紙が来た。
炭治郎の鴉・天王寺松左衛門は、僕の鴉・銀子を見るや一鳴きし威嚇した。
鴉から手紙を受け取り、そっと開く。
そこには炭治郎の見慣れた字が刻まれていた。
『時透君、こんにちは! 元気にしてるかな。柱はやっぱり大変だし、俺よりもずっとすごいから、隣を見たら顔が合う状態も短かったな。というわけで今度、俺主催の、いわゆる飲み会をしたいなって思ってるんだ。柱の皆や善逸、伊之助、カナヲや玄弥たちも呼んでさ。お返事待ってるね』
「炭治郎…!」
僕の顔は、盛大にほころんでいたと思う。
僕は、急いで筆を執った。
『もちろん行くよ、炭治郎! すごい楽しみだな。僕も炭治郎と会えないの寂しいし。大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き!』
「これで良し! 炭治郎の鴉、お願いね」
「カアーッ」
鴉はそう鳴いて、夕焼けの空に飛んで行った。
翌日、炭治郎から招待状が届いた。
『この飲み会は無一郎君が主人公だからね!』
と、意味深な言葉が、炭治郎とは異なる字(多分女の人の字)で連なっていた。
僕は嫌な予感がした。
だってそこには、その意味深な言葉の後には、こう書いてあったから。
『 [太字][大文字]恋[/大文字][/太字] 柱 甘露寺蜜璃より♡』
炭治郎から僕宛てに、一通の手紙が来た。
炭治郎の鴉・天王寺松左衛門は、僕の鴉・銀子を見るや一鳴きし威嚇した。
鴉から手紙を受け取り、そっと開く。
そこには炭治郎の見慣れた字が刻まれていた。
『時透君、こんにちは! 元気にしてるかな。柱はやっぱり大変だし、俺よりもずっとすごいから、隣を見たら顔が合う状態も短かったな。というわけで今度、俺主催の、いわゆる飲み会をしたいなって思ってるんだ。柱の皆や善逸、伊之助、カナヲや玄弥たちも呼んでさ。お返事待ってるね』
「炭治郎…!」
僕の顔は、盛大にほころんでいたと思う。
僕は、急いで筆を執った。
『もちろん行くよ、炭治郎! すごい楽しみだな。僕も炭治郎と会えないの寂しいし。大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き!』
「これで良し! 炭治郎の鴉、お願いね」
「カアーッ」
鴉はそう鳴いて、夕焼けの空に飛んで行った。
翌日、炭治郎から招待状が届いた。
『この飲み会は無一郎君が主人公だからね!』
と、意味深な言葉が、炭治郎とは異なる字(多分女の人の字)で連なっていた。
僕は嫌な予感がした。
だってそこには、その意味深な言葉の後には、こう書いてあったから。
『 [太字][大文字]恋[/大文字][/太字] 柱 甘露寺蜜璃より♡』