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日本を変えるぜ!都道府県会議

#3


「ハッ!しまった、うっかり寝てしまった!勉強…とその前に、ここは…?教…室…?」

大喜はどこか教室のようなところで寝ていた。しかも、ひどく彼女の学校の教室に似ている。窓は全開になっていて、そこから優しい風と柔らかい光が差し込んでいる。ガタッと席を立ち、歩く。

「ん…?僕、こんなに、背が高かったっけ?ん…⁉ぼ、僕⁉」

一度引っかかると次から次へと疑問が湧いてくる。

「て、手洗い所の鏡見よう」

造りまで学校に似ているので、ひとまず鏡を見てみることにする。そこに写っていたのは、

「…あれ?お、と、こ⁉」

そこに居たのはスッキリした顔出ちの男の子だった。茶髪の点は変わらないが、それ以外はほとんど違う。

「いや、どういうこと、ちょっと待って。これは絶対に何かのドッキリだ。きっとそうだ。うん、そうに違いない」

大喜はそう言いながらもう一度鏡を覗き込む。だが、何も変わらずに、男の子はいる。その時、背後から足音がした。

「誰?」

大喜はびっくりして振り返る。そこに居たのは、背が高くなった大喜よりも背の高い男の子だった。

「あっ、来ていたんですね!よろしくお願いします」

「⁉」

大喜は困惑する。誰、この人。なんで、知ってるの。大喜のその様子を見て、彼が苦笑いをする。

「あー、名乗り忘れていました。僕の名前は、[漢字]白川 郡上[/漢字][ふりがな]しらかわ ぐじょう[/ふりがな]。君をここに呼んだのは、僕だよ。こっちが名乗ったんだ。君も名乗ってよ」

急にタメ口になって少しイラッとする。絶対に答えてやるまいと思ったのだが、口が勝手に動き出す。

「僕の名前は、[漢字]三島 大和[/漢字][ふりがな]みしま やまと[/ふりがな]…、って、大和⁉」

大喜は頭を抱えてしゃがみ込んだ。

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2025/05/09 16:10

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
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