男子高校生の日常
「それ、ダメでしょ」
「いいじゃん、ちょっとくらい」
昼休みの教室。弁当を食べたり友達と喋ったり各々好きなように過ごしている時間。
「ほら、崩れかかってる」
「えー!いけると思ったのになあ」
2人の男子高校生はトランプでタワーを作っていた。
「あーあ、また最初からじゃん」
唇を尖らせる茶髪の男子。
「僕の忠告聞かなかったからでしょ」
呆れたようにツッコむ黒髪の男子。
「だって、あんなの誤差じゃん」
「どういう感覚してんの?トランプとトランプの間2センチくらい空いてたのに誤差って」
「誤差だよ誤差。俺とお前との距離よか短い誤差」
「意味わかんないし…」
駄弁りながらタワーを作っていく2人。
「てか、次の授業って移動じゃなかったっけ?」
「あー、そうだっけなー」
「それにしてもみんな移動してないんだけど」
「忘れてんじゃね?」
「まあ、いっか。先行っとこ」
「そーだな。あ、でもちょっと待って。あと少しで完成する…!」
「僕は完成したから先行っといていい?」
「ちょ、まっ…ああっ…崩れた…」
「ほら、さっさと行くよ」
「いいじゃん、ちょっとくらい」
昼休みの教室。弁当を食べたり友達と喋ったり各々好きなように過ごしている時間。
「ほら、崩れかかってる」
「えー!いけると思ったのになあ」
2人の男子高校生はトランプでタワーを作っていた。
「あーあ、また最初からじゃん」
唇を尖らせる茶髪の男子。
「僕の忠告聞かなかったからでしょ」
呆れたようにツッコむ黒髪の男子。
「だって、あんなの誤差じゃん」
「どういう感覚してんの?トランプとトランプの間2センチくらい空いてたのに誤差って」
「誤差だよ誤差。俺とお前との距離よか短い誤差」
「意味わかんないし…」
駄弁りながらタワーを作っていく2人。
「てか、次の授業って移動じゃなかったっけ?」
「あー、そうだっけなー」
「それにしてもみんな移動してないんだけど」
「忘れてんじゃね?」
「まあ、いっか。先行っとこ」
「そーだな。あ、でもちょっと待って。あと少しで完成する…!」
「僕は完成したから先行っといていい?」
「ちょ、まっ…ああっ…崩れた…」
「ほら、さっさと行くよ」