二次創作
白布賢二郎生誕祭2025 誕生日おめでとう!【短編】
#1
白布くんと〇〇ちゃん。
創作元:HQ
キャラ:白布賢二郎
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少し暖かくて、みどりが似合う5月4日。
まだ真新しいアルバムを、ぺら、と捲っていく
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2011年、4月8日。
暖かい春の日差しと共に、白鳥沢学園の門を潜った
私たちが初めて、出会った日。
『私は●●○○。名前聞いてもいい?」
「白布賢二郎」
2011年、5月2日。
勉強会を川西くんと、白布くんと一緒にして、頭が良くなった気がした
少し白布くんと近づいた日。
「●●、救いようのある馬鹿で良かったな」
「救いようのねぇ馬鹿は手を動かせ」
『白布くんは、助けすらいらないもんね........』
2011年、6月24日。
体育祭で、学校が盛り上がる行事
私が、白布くんに助けを求めた日。
『ごめんね......鈍臭くて、』
「あっちの意図的だろ。お前が責任感じる必要ねぇんだよ」
2011年、7月22日。
夏休み前最後の登校で、肩が重かった
私たちが長期間会えなくなる日。
『夏休みなにしよ〜、予定ある?』
「部活。てかお前、計画性ないよな」
2011年、8月1日。
まさかの"〇〇ー部"の手伝いで、合宿に参加
白布くんと思わぬ形で、お泊まりをした日。
『思ってたより、早い再会だったね』
「お前んとこ、鷲匠先生と繋がりあんのかよ.......」
2011年、8月20日。
デジャブな展開で、勉強会を開いた
私たちに、"嫉妬"という変化が起きた日。
「いやさ〜?●●やっぱ、かわいーよな」
「.......あ"?」
『えっ......』
2011年、10月21日。
文化祭で、各々の作品に励んでいた
私たちの3人に、"恋"という話題が追加された日。
「○○ちゃんさ、"好きなひと"居ないの?」
『っすき......!?いや、そんな.......』
「.......どういうつもりだよ」
2011年、12月25日。
クリスマスで、街が賑やかだった
私たちが、喧嘩をしてしまった日。
「いいよな、お前みたいなやつって」
『なんで、っ?私はそんなつもりじゃ.......!』
2012年1月1日。
新年を迎える、めでたい日
気まずい空気の中、川西くんを挟んでお参りに行った日。
「.......あのさ、」
「......んだよ」
『どうしたの?』
「さっさと仲直りすれば?まっ、俺にとっては今の方が好都合なんだけどさ」
2012年、2月14日。
チョコの匂いが漂う、バレンタインデー
私たちに、少し"恋"の匂いがした日。
『.....これ、白布くんにあげる』
「........太一にもあげたのかよ」
『え?......あ、うん』
2012年、3月14日。
お返しを貰える女の子の、ホワイトデー
3人の仲に、ヒビが入った日。
『お返し、ありがとっ。大事に食べるね』
「それ、本命だから」
『.......っえ、?』
「俺さ、○○ちゃんのこと好きだよ。」
2012年、4月9日。
癖の強い新入生が、一名見えたような気がした
どことなく、絶妙な空気が流れてた日。
『違うクラス、だね』
「○○ちゃんと離れちゃったじゃん。寂しー」
「........俺が居んのを忘れんなよ?」
2012年、5月28日。
梅雨の、雨が降っていた時、白布くんの後ろ姿をみつけた
私が、"嫉妬"と"恋心"自覚した日。
「賢二郎〜、また背高くなった?」
「いっそ嫌味かよ」
『........っ、しらないおんのひ、と.......相合傘、?白布くん、そんなことする人じゃっ........!』
「........○○ちゃん、濡れてんじゃん。風邪引くって。とりあえずこっちおいでよ」
2012年、6月26日。
暗い夜道、湿った風を感じる
怖い体験をして、白布くんと私が一気に近づいた日。
『.......っぁりが、と........ごめ、......』
「落ち着け。お前は何も悪くねぇだろ」
『っ、しらぶく......ん、』
2012年、10月17日。
文化祭の劇で、私のワンシーンに違和感があった2人
3人にまた、少しのヒビが入った日。
『こんなことならっ......恋なんて、したくなかったなぁっ......、!』
「......っあいつ、」
「......本音、かもな。どうすんのさ、賢二郎クン」
2012年、12月25日。
白布くんと過ごす二回目のクリスマス
私たちのすれ違いがどうしても起きしてしまう日。
『.......っ、ごめんね?私やっぱ、!』
「何でそうなるんだよ.....!」
2012年、1月1日。
また、ギスギスした雰囲気の初詣
川西くんの存在を、改めて感謝した日。
「........あのさ?」
「.......なんだよ」
『......ん?』
「この光景デジャブなんだけど?なんなのお前ら、クリスマスには喧嘩しかできないの?さっさと仲直りしろよー」
2012年、2月14日。
男子が夢を見る、バレンタインデー
3人の関係が危うくなった、事故キスの日。
『っ、わ.......!?』
「.......っと、!?」
「........は、」
『ご、ごめっ........川西く、ん』
「いや、俺は別にいいんだけど........てか、嬉しいまだあるんだけど、さ?○○ちゃんが.......」
2012年、3月14日。
去年、3人の関係ががらりと変わったホワイトデー
今年は、2人の成就と1人の失恋の日。
『....ごめんなさい、!私は、白布くんが好き、だから.........川西くんとはお付き合いできません。一年、待たせてごめん......』
「いや、なんとなく分かってたけどさ?てか、一年も待ってた俺一途すぎね?.......ほら、早く賢二郎のとこ行ってきな」
『、っありがとう!』
「..........分かってても、くるもんはあるんだよなぁ」
『っ、しらぶ、くんっ......!』
「おまっ、どうしたんだよ....!」
『わたしっ...........白布くんがすきですっ.....!!』
「、は?」
『っ、ごめん........困るのは分かってるんだけど.......、』
「........っはぁー.......ダッセェ......」
『.......っ、そ、うだよね』
「○○如きに、先越されるとか。」
『えっ.......?』
「俺も、お前のこと好きなんだけど」
2012年、3月14日。
川西くんのおかげで、私たちは付き合えることになりました
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2011年4月8日から、2012年3月14日の月日を通して、私たちが付き合えた日。
懐かしくて、大切だった思い出に頬が緩んでいく
ガチャリ、扉の開く音が聞こえる
ドタバタと、急いで主人公を迎えに行く
私は愛しの賢二郎に、飛びついて言った
『生まれてきてくれてありがとうっ!』
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