二次創作
キミの隣に居たいから
[大文字]教室[/大文字]
私たちの1-2の教室にはすでにちょこちょこ[漢字]同級生[/漢字][ふりがな]クラスメイト[/ふりがな]が入って挨拶や談話しあっていた。
私も同じ小学校の子たちと話したり、違う小学校の子たちと挨拶してみたりと、過ごしていた。
ちなみに悟くんは私以外全員と初対面なので私の親戚という設定(ある意味あってるけど)でいっしょに友達を回った。
しばらくすると、担任の先生らしき人がやって来た。
「こんにちは、入学おめでとう!僕は[太字][漢字]榊原 亮介[/漢字][ふりがな]さかきばら りょうすけ[/ふりがな][/太字]、今日から君たちの担任をさせていただく。よろしくな!」
ーーーーーめっちゃ、ハイテンションだな…
きっとこの場にいる全員が思ったであろうことを口に出したのはまさかの悟くんだった。
「先生、面白いですね」
思いっきり煽ってんじゃん…!
さすがに先生、怒るんじゃ…
「お、ありがとうな!五条!」
煽りもプラスと受け取る、真の前向き&ピュアな人だった。
[水平線]
「……改めて、入学おめでとう。これで私からの話は終わります」
めっちゃ長い〜!!
道の脇に微笑む保護者たち。
新鮮そうにこっちを眺める先輩たち。
体育館に入場すると、思っていたよりもたくさんの人たちがいた。
そして校長先生の話、生徒会長の話、新入生代表の話、PTA会長の話…を聞いていく。
ひとつひとつしっかりと長いし、合計するとめっちゃ長い。
もしかしたらこの前の卒業式の話よりも長い気がする。
そして私たちは新入生。
姿勢を変える、崩すという行為は認められない。(気がする)
「次に校歌斉唱。職員、新入生、在校生、起立」
そう号令がかけられて[太字]バッ[/太字]と立つ。
いきなり立ったことで少し目眩がする…
あ、左前(視界ギリギリ)で誰か倒れた…
そりゃ倒れるって貧血とかで。
ピアノの綺麗で流麗な伴奏が流れてくる。
…さっき歌詞チラ見したけどやっぱ全然歌えないや。
「…これで平成13年、第102回入学式を閉じます」
や〜〜〜〜っと終わった〜!!
軽くふらつきながら私は前の人に続いて退場した。
式が終わった後、私たちは教科書などをもらった。
「…入学式お疲れ様!カッコよかったぞ!それでは、また明日!」
ぐふぅっ…
やっぱリュックとサブバッグだけでは約10教科分の教科書、参考書、問題集などは重すぎるっ。
悶絶していると悟くんが軽々とリュックひとつに詰め込んで私の机にやって来た。
他の女子たちの視線が集まる。
やっぱイケメン認定されてるんだな〜
白髪碧眼の日本人離れしたタイプのイケメンだもんな〜
友達に紹介してるときも私、軽く睨まれたもんな〜
そう思い、苦言を呈す。
[小文字]「…あんまり校内では喋らないようにしない?」[/小文字]
「なんでだよ」
[小文字]「いや、さぁ……君、自分がイケメンって自覚ないの?」[/小文字]
「あるけど」
[大文字]「あるんかい!」[/大文字]
ハッ声、大きかったか…
うぐ、もうやけっぱちだ!
「とりあえず、帰るよ!」
「お、おう」
そうして悟くんの手を引っ張りながら私たちは家に帰った。
私たちの1-2の教室にはすでにちょこちょこ[漢字]同級生[/漢字][ふりがな]クラスメイト[/ふりがな]が入って挨拶や談話しあっていた。
私も同じ小学校の子たちと話したり、違う小学校の子たちと挨拶してみたりと、過ごしていた。
ちなみに悟くんは私以外全員と初対面なので私の親戚という設定(ある意味あってるけど)でいっしょに友達を回った。
しばらくすると、担任の先生らしき人がやって来た。
「こんにちは、入学おめでとう!僕は[太字][漢字]榊原 亮介[/漢字][ふりがな]さかきばら りょうすけ[/ふりがな][/太字]、今日から君たちの担任をさせていただく。よろしくな!」
ーーーーーめっちゃ、ハイテンションだな…
きっとこの場にいる全員が思ったであろうことを口に出したのはまさかの悟くんだった。
「先生、面白いですね」
思いっきり煽ってんじゃん…!
さすがに先生、怒るんじゃ…
「お、ありがとうな!五条!」
煽りもプラスと受け取る、真の前向き&ピュアな人だった。
[水平線]
「……改めて、入学おめでとう。これで私からの話は終わります」
めっちゃ長い〜!!
道の脇に微笑む保護者たち。
新鮮そうにこっちを眺める先輩たち。
体育館に入場すると、思っていたよりもたくさんの人たちがいた。
そして校長先生の話、生徒会長の話、新入生代表の話、PTA会長の話…を聞いていく。
ひとつひとつしっかりと長いし、合計するとめっちゃ長い。
もしかしたらこの前の卒業式の話よりも長い気がする。
そして私たちは新入生。
姿勢を変える、崩すという行為は認められない。(気がする)
「次に校歌斉唱。職員、新入生、在校生、起立」
そう号令がかけられて[太字]バッ[/太字]と立つ。
いきなり立ったことで少し目眩がする…
あ、左前(視界ギリギリ)で誰か倒れた…
そりゃ倒れるって貧血とかで。
ピアノの綺麗で流麗な伴奏が流れてくる。
…さっき歌詞チラ見したけどやっぱ全然歌えないや。
「…これで平成13年、第102回入学式を閉じます」
や〜〜〜〜っと終わった〜!!
軽くふらつきながら私は前の人に続いて退場した。
式が終わった後、私たちは教科書などをもらった。
「…入学式お疲れ様!カッコよかったぞ!それでは、また明日!」
ぐふぅっ…
やっぱリュックとサブバッグだけでは約10教科分の教科書、参考書、問題集などは重すぎるっ。
悶絶していると悟くんが軽々とリュックひとつに詰め込んで私の机にやって来た。
他の女子たちの視線が集まる。
やっぱイケメン認定されてるんだな〜
白髪碧眼の日本人離れしたタイプのイケメンだもんな〜
友達に紹介してるときも私、軽く睨まれたもんな〜
そう思い、苦言を呈す。
[小文字]「…あんまり校内では喋らないようにしない?」[/小文字]
「なんでだよ」
[小文字]「いや、さぁ……君、自分がイケメンって自覚ないの?」[/小文字]
「あるけど」
[大文字]「あるんかい!」[/大文字]
ハッ声、大きかったか…
うぐ、もうやけっぱちだ!
「とりあえず、帰るよ!」
「お、おう」
そうして悟くんの手を引っ張りながら私たちは家に帰った。