二次創作
キミの隣に居たいから
[大文字]4/◯[/大文字]
ついに今日は私がこの春から通う[太字][漢字]槭樹[/漢字][ふりがな]かえで[/ふりがな]中学[/太字]の入学式だ。
[漢字]槭樹[/漢字][ふりがな]かえで[/ふりがな]中学校は京都市内にある、普通の公立の中学校だ。
私が通っていた小学校とあと二つの小学校が合わさっている。
つまり、1/3知らない人というわけだ。
「うぅ…さすがに緊張するな〜」
そう呟きながら、中学校のセーラー服を着る。
ちなみにうちのセーラー服は[漢字]濃紺[/漢字][ふりがな]のうこん[/ふりがな]の布地に白のラインが2本という、昔ながらのものだ。
男子も[漢字]詰襟[/漢字][ふりがな]つめえり[/ふりがな]の学ランだ。
友達できるかな、知ってる人がクラスにいるといいなと思いながらローファーを履く。
「いってきまーす」
「あ、いってらっしゃ〜い。後でね」
お母さんがそう言い終わると同時にドアを開くと、そこにはーーーーー
「遅いぞ」
いかにも護衛か、執事かの男性と一緒に立った、学ランを着た、白髪の男の子ーーーーーーーー悟くんがいた。
[水平線]
「…なんでいるのよ!」と私が驚きと戸惑いまじりにいうと、「いや、だって俺らの婚約って相互護衛も兼ねてるんだぞ?」…こいつ、正論を言いやがって……
そんな会話をしながら、私たちは徒歩10分ほどの意外と近い中学校を目指す。
「まぁまぁ、学校ではそういったお話はお控えくださいね?」そう、さっきの執事?の宮本さんが言う。
「…学校側に言ってないんでしたっけ?」
「はい、何かと説明しずらいものですし」
「そうか、わかった」
あっという間に学校に着きーーーいったん宮本さんと別れ、私たちはクラスの発表が貼ってある、体育館へ向かった。
そこにはーーーーー
1-2 安部 円
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[太字]五条 悟[/太字]
堺 茜
篠宮 翔太
[太字]菅原 椛[/太字]
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……………………………えっ????」
10回以上見返した。
けれど、その事実は変わらない。
[太字]まさかの同じクラス。[/太字]
「あ、同じクラスだな。いろいろ面倒が省けたぜ」
いやいやいや、こんなイケメンと婚約者だなんて知られたら、めっっっちゃまずいじゃん、バレる可能性倍増じゃん!!
クラスメイトに知ってる名前ちょこちょこあったからいいけど、いやよくないって!
「あぁ〜〜〜〜どうしよ〜」
「あ、椛ちゃんおはよ!クラス、一緒だね!1年間、よろしく!」いきなり途方に暮れた私に話しかける声があった。
「うおっ!びっくりした〜おはよ[太字][漢字]千歳[/漢字][ふりがな]ちとせ[/ふりがな][/太字]よろしくね」
少しくせ毛のカールした焦げ茶色の髪をした彼女は[太字][漢字]竹内 千歳[/漢字][ふりがな]たえうち ちとせ[/ふりがな][/太字]ちゃん。私の幼稚園からの友達ーーーーいわゆる親友だ。
「それで、彼ってだれ?こんな子、他の小学校にもいなかったよね?」
こんな、白髪の子なんてそうそういないでしょ。
「あぁ、この子はーーーーー
「俺は五条悟。よろしくな。」
遠慮なく言葉を遮ってきた〜。
「うん!よろしくね〜ちなみに椛とはどのようなご関係で…?」
何変な質問してんのよ。まるで恋愛相手を聞くみたいじゃない、聞き方が。
「あぁ、こいつとはただの親戚だ。あと、俺はこの春からここに転入してきたんだ」
「なぁ〜んだ。てっきり椛の彼氏かと」
…結構当たってるけどね。
[小文字]「…ありがとね。悟くん」[/小文字]
[小文字]「なぁに、ただの社交術だ」[/小文字]
[小文字]「おぉ〜」[/小文字]
この調子なら大丈夫かな。
そうして私たち3人は一緒に教室へ向かっていった。
ついに今日は私がこの春から通う[太字][漢字]槭樹[/漢字][ふりがな]かえで[/ふりがな]中学[/太字]の入学式だ。
[漢字]槭樹[/漢字][ふりがな]かえで[/ふりがな]中学校は京都市内にある、普通の公立の中学校だ。
私が通っていた小学校とあと二つの小学校が合わさっている。
つまり、1/3知らない人というわけだ。
「うぅ…さすがに緊張するな〜」
そう呟きながら、中学校のセーラー服を着る。
ちなみにうちのセーラー服は[漢字]濃紺[/漢字][ふりがな]のうこん[/ふりがな]の布地に白のラインが2本という、昔ながらのものだ。
男子も[漢字]詰襟[/漢字][ふりがな]つめえり[/ふりがな]の学ランだ。
友達できるかな、知ってる人がクラスにいるといいなと思いながらローファーを履く。
「いってきまーす」
「あ、いってらっしゃ〜い。後でね」
お母さんがそう言い終わると同時にドアを開くと、そこにはーーーーー
「遅いぞ」
いかにも護衛か、執事かの男性と一緒に立った、学ランを着た、白髪の男の子ーーーーーーーー悟くんがいた。
[水平線]
「…なんでいるのよ!」と私が驚きと戸惑いまじりにいうと、「いや、だって俺らの婚約って相互護衛も兼ねてるんだぞ?」…こいつ、正論を言いやがって……
そんな会話をしながら、私たちは徒歩10分ほどの意外と近い中学校を目指す。
「まぁまぁ、学校ではそういったお話はお控えくださいね?」そう、さっきの執事?の宮本さんが言う。
「…学校側に言ってないんでしたっけ?」
「はい、何かと説明しずらいものですし」
「そうか、わかった」
あっという間に学校に着きーーーいったん宮本さんと別れ、私たちはクラスの発表が貼ってある、体育館へ向かった。
そこにはーーーーー
1-2 安部 円
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[太字]五条 悟[/太字]
堺 茜
篠宮 翔太
[太字]菅原 椛[/太字]
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……………………………えっ????」
10回以上見返した。
けれど、その事実は変わらない。
[太字]まさかの同じクラス。[/太字]
「あ、同じクラスだな。いろいろ面倒が省けたぜ」
いやいやいや、こんなイケメンと婚約者だなんて知られたら、めっっっちゃまずいじゃん、バレる可能性倍増じゃん!!
クラスメイトに知ってる名前ちょこちょこあったからいいけど、いやよくないって!
「あぁ〜〜〜〜どうしよ〜」
「あ、椛ちゃんおはよ!クラス、一緒だね!1年間、よろしく!」いきなり途方に暮れた私に話しかける声があった。
「うおっ!びっくりした〜おはよ[太字][漢字]千歳[/漢字][ふりがな]ちとせ[/ふりがな][/太字]よろしくね」
少しくせ毛のカールした焦げ茶色の髪をした彼女は[太字][漢字]竹内 千歳[/漢字][ふりがな]たえうち ちとせ[/ふりがな][/太字]ちゃん。私の幼稚園からの友達ーーーーいわゆる親友だ。
「それで、彼ってだれ?こんな子、他の小学校にもいなかったよね?」
こんな、白髪の子なんてそうそういないでしょ。
「あぁ、この子はーーーーー
「俺は五条悟。よろしくな。」
遠慮なく言葉を遮ってきた〜。
「うん!よろしくね〜ちなみに椛とはどのようなご関係で…?」
何変な質問してんのよ。まるで恋愛相手を聞くみたいじゃない、聞き方が。
「あぁ、こいつとはただの親戚だ。あと、俺はこの春からここに転入してきたんだ」
「なぁ〜んだ。てっきり椛の彼氏かと」
…結構当たってるけどね。
[小文字]「…ありがとね。悟くん」[/小文字]
[小文字]「なぁに、ただの社交術だ」[/小文字]
[小文字]「おぉ〜」[/小文字]
この調子なら大丈夫かな。
そうして私たち3人は一緒に教室へ向かっていった。