二次創作
キミの隣に居たいから
[大文字]春休み[/大文字]
ついに今日、五条さまと会うらしい。
分家が本家に行くのだから、粗相のないようにしなければ……
父の運転する車に乗って20分ほど、同じ京都市内に五条家のお屋敷はある。
「ごめんください」
父がそう言うと、すぐに使用人がでてきて迎えてくれた。
客間に案内されると、一気に緊張してきた…
「うぅ…どうしよう」思わずそう呟くと、父は「大丈夫、きっといい人だよ」と言ってくれた。
この事態を招いたの、お父さんじゃん。
不満を覚えつつ待っていると、現五条家ご当主様が現れた。
「本日はお越しいただき、ありがとう。君が、菅原椛さん?」
「は、はい!菅原椛と申します。」
…ちょっと噛んだな〜
「もう間も無く、悟も来るだろう。」
ガタッ 客間の襖に手がかかった音だ。
「お、来たな」
襖が開くーーーーー
そこにはいかにも不機嫌そうな、白髪で目が青い、とても顔の整った男の子がいた。
私がまっすぐな黒髪に対して対照的な感じだなぁ。
ーーーーーかっこいい…
「おい、お前が婚約者か?じゃあ、即刻離婚な」
…はぁ〜〜〜!!?
「な、何言っているんだ!悟!」とご当主。
少しでもかっこいいと思った自分がバカだった。
こいつとは気が合いそうもない!
ついに今日、五条さまと会うらしい。
分家が本家に行くのだから、粗相のないようにしなければ……
父の運転する車に乗って20分ほど、同じ京都市内に五条家のお屋敷はある。
「ごめんください」
父がそう言うと、すぐに使用人がでてきて迎えてくれた。
客間に案内されると、一気に緊張してきた…
「うぅ…どうしよう」思わずそう呟くと、父は「大丈夫、きっといい人だよ」と言ってくれた。
この事態を招いたの、お父さんじゃん。
不満を覚えつつ待っていると、現五条家ご当主様が現れた。
「本日はお越しいただき、ありがとう。君が、菅原椛さん?」
「は、はい!菅原椛と申します。」
…ちょっと噛んだな〜
「もう間も無く、悟も来るだろう。」
ガタッ 客間の襖に手がかかった音だ。
「お、来たな」
襖が開くーーーーー
そこにはいかにも不機嫌そうな、白髪で目が青い、とても顔の整った男の子がいた。
私がまっすぐな黒髪に対して対照的な感じだなぁ。
ーーーーーかっこいい…
「おい、お前が婚約者か?じゃあ、即刻離婚な」
…はぁ〜〜〜!!?
「な、何言っているんだ!悟!」とご当主。
少しでもかっこいいと思った自分がバカだった。
こいつとは気が合いそうもない!