二次創作
キミの隣に居たいから
[大文字]帳内②[/大文字]
「あいつが[太字]呪霊じゃない[/太字]…!?」
「うん、あの様子からして間違いと思う」
「…お前、最初から分かってただろ」
さすが幼い頃から懸賞金をかけられて過ごしてきただけある。
この人は元々"目の良い"が、そうでもしないとすぐに殺されるのだろう。
まぁ、それは私もおおよそ同じだけど。
「…うん、まあね。微妙に呪霊と気配が違ったし」
「…そう言うことは早く言えよ……」
「ごめん」
「あぁ。そんじゃあ、どうやって祓うか…」
切り替え力…
それじゃ、私もやりますか。
私は手を前にかざした。
[明朝体]「我らが[漢字]御神[/漢字][ふりがな]おんかみ[/ふりがな]よ。[漢字]其[/漢字][ふりがな]そ[/ふりがな]の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]を我の前に表したまえ。ーーーーー[大文字][太字][漢字]錦ノ桜梅神楽鈴[/漢字][ふりがな]にしきのおうばい かぐらすず[/ふりがな][/太字][/大文字]!」[/明朝体]
その[漢字]術符[/漢字][ふりがな]じゅつふ[/ふりがな]が唱え終わると同時に光と共に鈴が花が咲くようにつき、朱色の紐が丁寧に結んである手持ちサイズの舞棒が出てきた。
そして掴むとパッと花びら一面にが舞う。
「…なっ、」
そりゃ驚きますよね。
「これであの霊を祓うよ」
「…お手並み拝見と言ったところだな」
言ってくれるじゃない!
私は「すぅ…」と息を吸って落ち着かせた。
一歩踏み出す。
[漢字]何処[/漢字][ふりがな]どこ[/ふりがな]からともなく花びらがまた、舞う。
そして腕を構える。
りん、と鈴が複数に重なって鳴る。
流れるような動きで舞う。
舞いながらキツネツキの爪の刃を避ける。
ーーーーーこの姿を見た人は誰しもこう思う。
[大文字][太字][明朝体]『舞い華の[漢字]祓[/漢字][ふりがな]はら[/ふりがな]い人』[/明朝体][/太字][/大文字]だと。
ちなみにこれが原因で私はいつからか懸賞金をかけられるようになった。
舞っていくとあたりが少しづつ裂かれるように明るい光で満たされる。
そして私は舞い終わるとまた、術符を唱える。
[明朝体]「[漢字]穢[/漢字][ふりがな]けが[/ふりがな]れを[漢字]纏[/漢字][ふりがな]まと[/ふりがな]いし、哀れな霊よ。その[漢字]穢[/漢字][ふりがな]けが[/ふりがな]れを捨て去り、自由になりたまえ。[/明朝体]…元気でね」
その瞬間、キツネツキが淡い光に包まれていく。
「…それがお前の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]ーーーーー懸賞金の原因か」
「まぁ、ね。これは代々[漢字]菅原家[/漢字][ふりがな]うち[/ふりがな]に引き継がれてきたものだから、私が特別とかではないけど。」
「ふぅん…。霊を清め、自由へと解き放つ[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]、か」
「うん。そう言うこと」
「こう言うことってよくあるのか?」
「うーん…呪霊は[太字]"人が何かを怖がったりする心"[/太字]からうまれるけど、その[太字]"怖がるもの"[/太字]って必ずしも噂や偽物…なんてことはないんだよ」
「そのいわゆる"本物"がいるって訳か」
「そういうこと〜」
何はともあれ、無事に祓えたかな。
「それじゃあ、帰るか」
「うん、悟くん!」
そうして初めての共闘を終えた私たちは一緒に帰っていった。
「あいつが[太字]呪霊じゃない[/太字]…!?」
「うん、あの様子からして間違いと思う」
「…お前、最初から分かってただろ」
さすが幼い頃から懸賞金をかけられて過ごしてきただけある。
この人は元々"目の良い"が、そうでもしないとすぐに殺されるのだろう。
まぁ、それは私もおおよそ同じだけど。
「…うん、まあね。微妙に呪霊と気配が違ったし」
「…そう言うことは早く言えよ……」
「ごめん」
「あぁ。そんじゃあ、どうやって祓うか…」
切り替え力…
それじゃ、私もやりますか。
私は手を前にかざした。
[明朝体]「我らが[漢字]御神[/漢字][ふりがな]おんかみ[/ふりがな]よ。[漢字]其[/漢字][ふりがな]そ[/ふりがな]の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]を我の前に表したまえ。ーーーーー[大文字][太字][漢字]錦ノ桜梅神楽鈴[/漢字][ふりがな]にしきのおうばい かぐらすず[/ふりがな][/太字][/大文字]!」[/明朝体]
その[漢字]術符[/漢字][ふりがな]じゅつふ[/ふりがな]が唱え終わると同時に光と共に鈴が花が咲くようにつき、朱色の紐が丁寧に結んである手持ちサイズの舞棒が出てきた。
そして掴むとパッと花びら一面にが舞う。
「…なっ、」
そりゃ驚きますよね。
「これであの霊を祓うよ」
「…お手並み拝見と言ったところだな」
言ってくれるじゃない!
私は「すぅ…」と息を吸って落ち着かせた。
一歩踏み出す。
[漢字]何処[/漢字][ふりがな]どこ[/ふりがな]からともなく花びらがまた、舞う。
そして腕を構える。
りん、と鈴が複数に重なって鳴る。
流れるような動きで舞う。
舞いながらキツネツキの爪の刃を避ける。
ーーーーーこの姿を見た人は誰しもこう思う。
[大文字][太字][明朝体]『舞い華の[漢字]祓[/漢字][ふりがな]はら[/ふりがな]い人』[/明朝体][/太字][/大文字]だと。
ちなみにこれが原因で私はいつからか懸賞金をかけられるようになった。
舞っていくとあたりが少しづつ裂かれるように明るい光で満たされる。
そして私は舞い終わるとまた、術符を唱える。
[明朝体]「[漢字]穢[/漢字][ふりがな]けが[/ふりがな]れを[漢字]纏[/漢字][ふりがな]まと[/ふりがな]いし、哀れな霊よ。その[漢字]穢[/漢字][ふりがな]けが[/ふりがな]れを捨て去り、自由になりたまえ。[/明朝体]…元気でね」
その瞬間、キツネツキが淡い光に包まれていく。
「…それがお前の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]ーーーーー懸賞金の原因か」
「まぁ、ね。これは代々[漢字]菅原家[/漢字][ふりがな]うち[/ふりがな]に引き継がれてきたものだから、私が特別とかではないけど。」
「ふぅん…。霊を清め、自由へと解き放つ[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]、か」
「うん。そう言うこと」
「こう言うことってよくあるのか?」
「うーん…呪霊は[太字]"人が何かを怖がったりする心"[/太字]からうまれるけど、その[太字]"怖がるもの"[/太字]って必ずしも噂や偽物…なんてことはないんだよ」
「そのいわゆる"本物"がいるって訳か」
「そういうこと〜」
何はともあれ、無事に祓えたかな。
「それじゃあ、帰るか」
「うん、悟くん!」
そうして初めての共闘を終えた私たちは一緒に帰っていった。