二次創作
キミの隣に居たいから
[大文字][漢字]帳内[/漢字][ふりがな]とばりない[/ふりがな][/大文字]
帳の内側はやはり『夜』の景色になっていた。
少し薄気味悪いな…
あと、この雰囲気ってーーーーーーーーーー
私が気を引き締めていると悟くんはズカズカと進んで行った。
「え、ちょっと、悟くん。そんな進んでいいの??」
「はぁ?ちゃっちゃと終わらせて帰ろうぜ」
うぅ、ど正論。
仕方ない。それに従おう。
せめて[太字]あれ[/太字]はいつでも出せるようにしておこう。
進んでいくいつれ、呪霊が何匹も湧いていた。
私たちは一匹残らずそれらを祓っていった。
長く放っておいてしまったからだろう。
霊術を使う私も一様ある程度呪術が使える。
…と言っても悟くんほどではない。
真横でどんどん祓っていく。
たしか、五条家相伝の[明朝体]「無下限呪術」[/明朝体]だ。
[漢字]蒼[/漢字][ふりがな]あお[/ふりがな]い球体が横を掠めていく。
[小文字]「…すごいなぁ…」[/小文字]
「ん?なんか言ったか?」
「いや」
「…それならいいが」
そうしているうちに私たちは最深部へと辿り着いた。
そこにはーーーーーーーーーー
誰のかもわからない肉片と血溜まり。
折れ曲がった標識。
凹んだガードレール。
そして、一匹の狐。
その狐の気配は明らかにここの[漢字]主[/漢字][ふりがな]ぬし[/ふりがな]だと主張するような、あるいはこれ以上、手を出したら…といったものだった。
「おまえがキツネツキか」
「………」
その霊は黙ってこちらを睨んでいた。
そして、音速かと思うほど速く、速く、超突進してきた。
「っ…!」
反射的に両足で蹴ってバク転して後退する。
「避けろ‼︎!」
そこで悟くんがこっちに向けて[明朝体]順転・蒼[/明朝体]を放つ。
キツネツキの腹に命中する。
私はギリギリで避け、宙に舞う。
しかし全くもって効いていない。
むしろ相手の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]になってしまっていた。
宙にいる間でも分かった。
その時に確信した。
あぁ、やっぱりこいつはーーーーーーーーーー
「おい、なんで効いてないんだ!?」
「それはあの[太字]霊[/太字]がーーーーーーーーーー
[大文字][太字][漢字]呪霊じゃないから[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・[/ふりがな][/太字][/大文字]」
帳の内側はやはり『夜』の景色になっていた。
少し薄気味悪いな…
あと、この雰囲気ってーーーーーーーーーー
私が気を引き締めていると悟くんはズカズカと進んで行った。
「え、ちょっと、悟くん。そんな進んでいいの??」
「はぁ?ちゃっちゃと終わらせて帰ろうぜ」
うぅ、ど正論。
仕方ない。それに従おう。
せめて[太字]あれ[/太字]はいつでも出せるようにしておこう。
進んでいくいつれ、呪霊が何匹も湧いていた。
私たちは一匹残らずそれらを祓っていった。
長く放っておいてしまったからだろう。
霊術を使う私も一様ある程度呪術が使える。
…と言っても悟くんほどではない。
真横でどんどん祓っていく。
たしか、五条家相伝の[明朝体]「無下限呪術」[/明朝体]だ。
[漢字]蒼[/漢字][ふりがな]あお[/ふりがな]い球体が横を掠めていく。
[小文字]「…すごいなぁ…」[/小文字]
「ん?なんか言ったか?」
「いや」
「…それならいいが」
そうしているうちに私たちは最深部へと辿り着いた。
そこにはーーーーーーーーーー
誰のかもわからない肉片と血溜まり。
折れ曲がった標識。
凹んだガードレール。
そして、一匹の狐。
その狐の気配は明らかにここの[漢字]主[/漢字][ふりがな]ぬし[/ふりがな]だと主張するような、あるいはこれ以上、手を出したら…といったものだった。
「おまえがキツネツキか」
「………」
その霊は黙ってこちらを睨んでいた。
そして、音速かと思うほど速く、速く、超突進してきた。
「っ…!」
反射的に両足で蹴ってバク転して後退する。
「避けろ‼︎!」
そこで悟くんがこっちに向けて[明朝体]順転・蒼[/明朝体]を放つ。
キツネツキの腹に命中する。
私はギリギリで避け、宙に舞う。
しかし全くもって効いていない。
むしろ相手の[漢字]力[/漢字][ふりがな]ちから[/ふりがな]になってしまっていた。
宙にいる間でも分かった。
その時に確信した。
あぁ、やっぱりこいつはーーーーーーーーーー
「おい、なんで効いてないんだ!?」
「それはあの[太字]霊[/太字]がーーーーーーーーーー
[大文字][太字][漢字]呪霊じゃないから[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・[/ふりがな][/太字][/大文字]」