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二次創作
あるパラレルワールド

#2


「…んぅ……ん?」

抱き抱えられていた青年が目を覚ました。

―どこだろ…ここ……

視線が何かが覆い被さっている胸元にいく。

「……え?黒井…?」

その青年が見たのはうつ伏せに覆い被さり、刃物で刺されてお腹の方から血が出ている友人の姿であった。

「おい…黒井、起きろよ」

青年がいくら揺さぶっても起きない。青年の手にベッタリとつく血。ツーンとくる鉄の匂い。段々と現実を認識し始める。

「なんでだよ…なんでお前が……能力ブラックホールなんだから刃物なんて効かないだろ…ッ」

友人を抱き寄せる腕に力が入る。それと同時に青年の体が発光する。気持ちが溢れ出てしまったかのように。
体が冷たいことに気づいていながらも話しかけ続ける青年。

「なんで……なんで、なんだよ……起きろよ…」

そうしているうちに段々と青年の目から光が失われ、友人を抱き寄せる腕の力が抜けていく。青年の頭の中ではある言葉が思い浮かばれた。


―自殺


手が無意識に動く。友人の胸元へ。

作者メッセージ

2話目です。よろしくお願いします。

2025/05/04 19:59

桜音杏(さくらねあん) ID:≫ 6.03W6gmiP2Is
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