突然だが、私には持病がいくつかある。
嘘ではない。
全て、私にとって辛い持病だ。

一つ目は、
「抜毛症」だ。
これは、自分で自分の髪の毛をたくさん抜いてしまう病気だ。
これは、女性に多いらしい。
これの辛さは、自分で髪の毛を抜いて、毛量が偏って少なくなったり、またはそこが目立つというところだ。
脱毛症と少し似ているが、実は全然違う。

二つ目は、「ADHD」だ。
これは、忘れっぽかったり、注意を欠如してしまう病気(障害)だ。
これの辛さは、人に言われたことをすぐ忘れたりして、嫌われたり疎まれてしまうところだ。
しかも、ひどい場合は、人のことに気を使わず、何かを言ってしまい、大勢の人にきらわれ、そのせいで友達ができなくなってしまったことがある。

三つ目は、「聴覚過敏」だ。
これは、こしょこしょ話や、咀嚼音など、自分が嫌な音に過度に反応してしまう病気だ。
これの辛さは、自分が嫌なのに、過度に聞こえ、不快に感じてしまうことだ。
そのせいで、人に注意してしまい、嫌われたりするということが多いのだ。

四つ目は、「集合体恐怖症」だ。
これは、知ってる人も多いかもしれない。
これは、集合体(何かが集まっているもの)を見ると、気持ち悪くなったり、不快になったり、
ひどい場合は、吐いてしまう人もいる。
これの辛さは、集合体が身近にあるし、気持ち悪くなったりしてしまうところだ。
見たらすぐ気持ち悪くなるか、見た少し後に気持ち悪くなる人がいる。

五つ目は、病気ではないが、「胃が弱い」だ。
いや、そんなん別に辛くないだろ。と思う人もいるかもしれない。
でも、本当は、凄く不便で、辛いのをわかって欲しい。
これは、人によるが、すぐ胃もたれをしたり、車酔いしたり、油系のものを食べたら気持ち悪くなる所だ。
これの辛さは、胃が強い人には全くわかってもらえないが、気持ち悪くなることが、いかにも辛いのか、
しかもそれが日常茶飯事なのがどれだけ辛いのか。本当にわかってもらいたい。

六つ目は、病気ではないが、「生理」だ。
これについては、様々な偏見がある。しかも、人によって重さが違うので、
男性の方はよくわからないと思うが、しっかりと見て欲しい。
これの辛さは、気持ち悪くなったり、ナプキンを変えるのがめんどくさい、金がかかる、生理の時なんて正確になんてわからないから、急に来た時は、下着に血がついて、わざわざ手間と時間をかけて、洗わないとならない。しかも、なかなか血は落ちない。だから凄く大変。
これも人によるが、男性は生理がないから本当に羨ましい。





辛いことはこれらだけでは無い。
だけど、わかって欲しい。世の中には、周りに、身近なところに辛い思いをしている人がいる。
だからこそ、これを読んでいる人はこれを活かして、辛い思いをしている人をたすけてあげてほしい。
そうすれば、あなたも、辛い思いをしている人も幸せなので、助けてあげてください。
本当に、辛い思いをしている人のことを、いじめたり、悪口を言ったりするのは絶対やめて欲しい。
元々辛いのに、さらに辛いことが重なったら、その人の身体も心も、全てが壊れてしまう。
だからこそ、助けてあげて。