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獄卒の復讐劇

#9

第一章〈悪魔の巧妙な罠にかかった騎士〉

夕飯後の急なミーティング,幹部二人が消えた挙句一人は拉致されもう一人は
無断で単独行動をしているかもしれない………

蒼介「……………早速本題なんだけど,龍生も行方不明になった………」
桃也「龍生まで拉致されたのか!?」
蒼介「いや,今のところ可能性として大きいのは独断で暴れまわっているかも
   しれないってやつだけど現状少なくとも拉致の可能性もあるかもだね」 
春斗「それで,空良の救出と龍生の捜索とで人手を分散させるのか?」
蒼介「…そう考えたんだけど龍生が居た方が空良にとっては一番安心できると
   思うから龍生優先で進めようかなって……」
春斗「空良の命の危険があるかもしれないというのに,か?」
疑うように鋭い視線を蒼介に向けながら探るような問いを投げかける春斗
蒼介「………そうだけど如狼の話によれば三日あれば全部情報を取得できる
   らしいんだ,焦って勘付かれて空良を危険にさらすわけにもいかないし
   今はまだ好機じゃなんだよ。空良も空良でそれなりに忍耐力あるから
   大丈夫だと思うけど…………」
春斗「……………龍生は独断で暴走しているだけ空良は一刻を争うかもしれな
   い……組織の長としてもファミリーの一員としても優先順位は明白な筈
   …じゃというのに,判断を誤っているのではないか?」
蒼介「じゃぁもし仮に龍生の暴走が限度を超えていた場合,被害は民間人にも
   及ぶんじゃないかな?それこそ何百何千と無駄な被害者を生んでしまう
   ことになると思うけど,その可能性を捨ててでも空良を優先する?」
春斗「…民間人と仲間とでは命の重さが違うじゃろうて,他人か身内かという
   簡単なトロッコ問題じゃろう………」
瞬矢「ほな春斗の選択したとおりにやったとして周囲や国からの信用はガタ落
   ちやろうな,んでガタ落ちしたら国からの依頼も企業からの依頼も来んで
   リストラにあったり挙句の果てには数年で解散することになるかも
   しれん………この組織にしか居場所のない下級構成員は間違いなく露頭
   に迷うことになるやろな………蒼君はそれも見越した上で龍生を優先
   しようって考えとるんやないん?」
蒼介「…それもそうだけど拉致された空良のメンタルも考えてそっちの方が
   いいと考えてるんだけど不満かな?」
春斗「…………………………少しばかりな……」
蒼介「…………じゃぁ分かった,三日以内に龍生を連れ戻せなければ空良を優先
   して救出した後すぐに龍生を無理矢理連れ戻す……その方針でいい?」
春斗「…………構わん………」
蒼介「納得してくれたみたいだから次の話に移るけど……TV局からエンタメ系
   の出演依頼が来てるけどどうする?人数は三名程度に絞るけど……」
春斗「…………二人は確定としてもう一人はどうする?いつものメンバーにし
   てももう一人は暴れまわっているらしいが………………」
蒼介「…………………間に合わなければ俺が出るよ………」
瞬矢「!それはアカンやろ!組織の長の存在がどれだけ重要か分かっとるやろ!?
   仮に出演して情報を必要以上に出してしまったらそれこそ組織の今後に
   支障きたすで!!」
蒼介「……………問題ないよ。俺もちゃんと喋りすぎないように気を付けるし
   何よりそれまでに龍生が戻って来るって信じてるから,最悪如狼に
   スタジオの裏に居てもらうし…………これはもう決定事項。変更しない
   ………いいね?異論は認めないけど………」
その場にいた全員が黙り込んで空気を重くする
蒼介「じゃぁ決定ってことで各自事務作業なり任務なり訓練なりしてすごすよ
   うに!必要以上の外出は控えて下級構成員を使うこと!……………………
   解散………」
桃也「うっし!春斗,付き合え!!」
春斗「…生憎とおこちゃまの相手をする程暇な時間は持ち合わせ取らん………
   瞬矢にでも頼むことだな……」
桃也「ンだとォ!!(# ゚Д゚)」
瞬矢「はいはい,ケンカしとる時間もないやろ?春斗は大河ドラマの収録とか
   演技稽古とかあるんろうし俺が特訓相手請け負ったるさかいここで
   騒がんの!ほら,出るで」
桃也「……わーったよ……シャーねぇな……」
瞬矢「…なんや?俺じゃ不満か?」
桃也「ンなことねぇけど……」
瞬矢「………ま,ええわ。どこでやりたいん?」









_________________〈倉庫〉


ウィッチ「サテ,サスガニボクモアンナでかい組織に単独で挑んで勝てるとは
     思ってないんだよ。この場所もそろそろバレる頃だろうし…………
     君を他組織に譲渡してスキヲネラウコトニスルヨ………」
空良「……………(睨)」
             ウィッチ「……悪魔団を知っているかい?……」
空良「………………知らねぇよ,どうせそこらの雑魚組織だろ……」
ウィッチ「…そうだね,君たちからすれば雑魚組織だろうけど数的有利は間違い
     なく悪魔団だろう。君たちの組織は知られているだけでも3000人弱
     悪魔団は一万5000弱,倍以上もいる組織に幹部が二名欠けた状況で
     勝てるハズナイ。ソシテキミハソレヲダマッテミルコトシカデキナ
     イ………アワレダネェ~…」
空良「幹部が二名欠けている状況?俺は分かるとしても後一人は誰なんだよ!」
ウィッチ「………緑埜 龍生,君の相棒だよ。君を探して暴れまわってるんだと
     …恵まれてるな,仲間に…………」
空良「…………龍生は組織に忠実だから遊軍を務めてるだけだろ……」
※遊軍・・・この作品内では戦争が起きる前に相手の戦力を削ったり単独で動
      くことによって相手の動きを観察したり隙を見て敵のボスの首を
      取る役目のこと
    ウィッチ「組織からの命令じゃなく独断で動いているというのに?」
空良「自己判断だろ…(何で内部情報知ってんだ?嘘か?) 」
ウィッチ「………………今夜九時が取引時間だ………それまで一人で色々考え
     てるんだな………八時にまた来る………」
空良「…………………………………………」
_____________________〈八時/倉庫〉
                ウィッチ「………ヤァ,気分はどうだい?」
空良「………………………………いいわけねぇだろ…………」
     ウィッチ「…………だろうね,ところで君のギフトってなんだい?」
空良「………………軽々しくいうわけねぇだろうが……」
ウィッチ「……………ま,現状では使えないか使っても意味ないギフトと判断
     できるけど隠してるとかここぞ出すとかされちゃ困るんだよね…」
空良「……………………………………………」
??「ヨォ………受け取りに来たぜ……」
          ウィッチ「………………予定時刻より早いな…………」
??「いいじゃねぇか,早かろうが遅かろうがやることはかわんねぇんだしよ」
空良「…………………テメェが悪魔団の人間か?……………」
??「ああ,そうだ。悪魔団を束ねし長,サタン様だ!………よろしくな人質…」
空良「……………お生憎,テメェとよろしくする気はねぇよ……」
サタン「ハッ!生意気だなァ………いつまでんな態度できるかねェ……」
空良「…………テメェが死んでも続けてやるよ…………」
サタン「人質のくせして…………………………まぁいい。運べ,下僕共」
『ヘイッ!』
サタン「…………………………んじゃ,もらってくぞ……」
                ウィッチ「……………約束は守れよ?……」
サタン「………約束ゥ~?んなもん嘘に決まってんだろうが!本気にしてたのか
    よ。この世界じゃ騙しだまされは日常茶飯事だろうが,こんなに大きな
    餌渡されてはいそうですかで守れるわけねぇだろうが!!ww」
                      ウィッチ「!!話が違うッ!?」
サタン「俺たちは元々こうする予定だったから変わんねぇよ……」
        ウィッチ「………………(ボスに連絡を取るしかないかッ)」
ポケットからスマホを取り出して連絡しようとした瞬間,ウィッチの鳩尾に打撃がヒットする
                        ウィッチ「ッ"ガハッ"」
サタン「おい,お前等……コイツと遊んでやれ……」
『残念だったな,裏切り者クン!』
空良「…お前等,仲間じゃねぇのかよ………」
サタン「仲間だァ?笑わせんなよ,俺たちは俺たちの目的のためならどんな手段
    も惜しまず使う。だからよォ話を持ち掛けられた時からこうするって
    決めてたんだよ,この世界で身内以外を簡単に信じた罰ってやつだ……
    冥途の土産にいい経験しただろ……あのユダクンも……」
空良「……………裏切り者ってどういうことだよ…」
サタン「あぁ?知らねぇのか?あいつはリアン・ファミリアの構成員だぞ?」
空良「…………………………………………」
サタン「オイ!!その仮面とボイスチェンジャーとってやれ………」
『ヘイへ~イ』
2,3人がウィッチを押さえつけて一人が仮面とボイスチェンジャーを強引にとる 
サタン「……………………これで分かったろ?あいつの正体が……」
??「ッ……」
空良「……お前,かよ……」
サタン「んじゃ,あの世でボスでも待ってな。そのウチ到着するだろうしよ…」
??「ッ"待てッ"!!」
『チっうるせぇ奴だなァ~』
空良「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
サタン「あばよ,ユダクン。己の愚行を悔いて死んでいけ,俺はその後悔を
    メインディッシュにして晩餐を楽しませてもらうとしよう………」







作者メッセージ

いや~………裏切り者発覚,予想外の展開……組織にとっては大打撃になりますね

突然ですけどヴィランの決めゼリフって良くないですか?
YouTubeだとかアニメだとかマンガだとかを徘徊した時に戦闘前,戦闘後,覚悟を決めたなどなどの時に出てくる決めゼリフカッケぇなって思いまして………
ちなみに今回のヴィランであるサタンの決めゼリフは
"己の愚行を悔いて死んでいけ,俺はその後悔を
     メインディッシュにして晩餐を楽しませてもらうとしよう"
     [ちょっとした話]
部下たちが裏切り者クンと呼ぶのに対してサタンはユダクンと呼びました。
これぶっちゃけ組織名が悪魔なことからなんか「俺が絶対的王者であり強者」
みたいな「俺が一番の強者」だと思ってるかつキャラとしてはそっちの方が
いいなってなって呼び方がそうなってます。
ちなみにサタンは軽度のカッコつけたがりなクズキャラがベースです。


次回⇒視聴数450

2026/02/26 19:26

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