獄卒の復讐劇
蒼介「…………もう皆食べ終わってるみたいで良かったよ…」
??「そりゃ~任務てなったら早く食べて早く済ませてゲームしたいし……」
??「そうそう,昨日気になるところで任務入ってそのまま寝たから早く続きする
ためにも早く食べたんだよ!」
蒼介「相変わらず二人はゲーム好きだね,任務に支障をきたさないからいけど…」
??「ほんで,朝っぱらから任務があるってことはどっかの隊が苦戦して敗北し
て応援がほしいんよな?」
蒼介「ご名答,どうやらカムストギフテッドが敵側に居るらしくて俺たちの出番
兼舐められたままじゃ後味悪いしファミリーのピンチとなればかけつけ
ないとでしょ?」
??「で,今回はどこの隊がやられたんだ?報復ってんなら慰めてやるのも大事
だろ?」
蒼介「今回は春斗の隊の第三部隊,確か徳舟が隊長やってる部隊だよね?」
春斗「ふむ,あやつの隊か。カムストギフテッド相手では力量不足じゃろう
当然と言えば当然じゃな,して戦況はどう傾いておる?」
蒼介「報告によれば雑魚は殲滅完了,ただ幹部とボスにカムストギフテッドが
居たみたいで今も苦戦中。第三部隊にしてはよくやってる方だと思う」
春斗「………向かうとするかの,武器の準備をしてくる故席を外させてもらうぞ
準備が整うたらまた来る」
その一言を残して春斗は自室へと向かった
蒼介「さて,そういうわけだから皆も準備して!」
=準備完了=
蒼介「準備できたことだし向かうよ,鉄火場に!いつも通り運転お願い,瞬矢」
瞬矢「了~解,全員早う乗り」
=車内=
蒼介「今回の敵組織はデットガーディアンって組織で規模はデカくとも568人
くらいの人数,内幹部が4人,ボスが一人,カムストギフテッドが二人で生
き残りは幹部とボスのみ,負傷者多数,死者はまだでていないからギリギ
リ持ちこたえられてるんだと思う。救護班にも連絡はしてあるから現地
で応急処置して本部の方に連れて行くことになってる……敵の使用武器
は主にハンドガンとリボルバー中距離タイプの武器だから遠距離タイプ
が得意な龍生が適任だね。頼んだよ!」
助手席でタブレットをいじりながら後部座席の方に声だけを向ける蒼介
龍生「お安い御用。起死回生の一手をお見舞いしてやろうではないか」
蒼介「ん,じゃあ俺と瞬矢と桃也で派手に暴れてるから春斗と空良で隊員の応急
処置………頼める?」
春斗「異論はない」
空良「俺も異論なし,暴れるのメンドウだから………」
蒼介「カムストギフテッドがギフトを行使しだしたら確認して被害を最小限に
抑えるよ。その後はいつも通り殲滅開始………」
=任務地=
蒼介「それじゃ,龍生は隣の廃ビルの屋上から来て丁度良さそうな場所で構えて
無線で報告。今日も血飛沫が舞う戦場で死を拒もうか………」
桃也「おうよ!!」
蒼介の言葉に返事をするのは桃也だけ,他の者たちは自分の死を拒もうとは思わ
ないようだ。もとより戦場に居るのなら死は当然なのだが………
目的の建物へ入ると銃声が飛び交っていた。そんな中ファミリーを励ます声も5人の耳に入る
『!!!!!兄貴たちとボスが来てくれたぞーー!!』
桃也「騒いでんじゃねぇ!!敵はまだ死んでねぇんだぞ!!集中しやがれ!!」
瞬矢「人道を外れ邪の道を歩む者には鉄槌を下さねばなるまい」
愛刀の柄を撫でてそう発し突如として走り出した瞬矢
[ッ!!!!!クソがッ!!]
次の瞬間敵の幹部一人の懐に侵入していた瞬矢が抜刀しながら袈裟切りを繰り出す!!!!!敵の幹部はハンドガンを盾にして防ごうとしたが間に合わずもろに袈裟切りを食らっていた。がしかし!!!
[ッグゥッ!死んでたまるかァァァァア]
すぐにハンドガンを構え反撃しようとする敵の幹部!!
瞬矢「遅すぎる,力量差も分からぬ者に勝利は無い」
だが瞬矢の日本刀が方向を変えて敵の幹部の右腕を切断した
[ッウ,ウワァァァァアッ!!]
瞬矢「貴様のような愚者が俺に勝てると錯覚されるとはな,舐められたものだ」
[やッやめてくれッ!殺さないでくれ!!]
瞬矢「………貴様等が命を奪った者たちが命乞いをした時,貴様は助けたか?」
[ッた,助けたッ!!]
瞬矢「嘘吐きは罪人だ,助けたのなら死者は出ていないだろうに」
敵の幹部の首を切り落としてそう吐き捨てる瞬矢
蒼介「(おかしい,明らかに報告された人数より少ない。隠れているのか?なぜ)
……………考えても仕方ない,見つければいいだけの話なのだから……」
龍生『脱走者二名,どうやらカムストギフテッドではなくギフターのようです』
蒼介『射殺しろ,こっちももうじき片付く。終わったらこっちに合流してくれ』
龍生『了解した』
無線機から聞こえた龍生の言葉に反応して指示を飛ばす蒼介
蒼介「(俺たちの目を誤魔化して脱せらられということは透明化か?)」
=片付いて合流=
蒼介「さて,お疲れ様。今日は依頼とかがない限り任務はないから本部の救護隊
の医務室まで送るよ!」
徳舟「ありがとうございます。ボス」
蒼介「ファミリーのボスなんだから当然だよ。重傷者が少数でよかったよ」
徳舟「はい,皆で協力してカバーしあったからでしょう」
蒼介「ほんとその通りだよ。今後,ギフト持ちがいると分かったら春斗にでも連
絡して対処してもらうんだよ」
徳舟「わかりました。以後気を付けます」
蒼介「明日春斗に報告書の提出と口頭で何があったか伝えるんだよ!」
徳舟「……そうします」
第三部隊の重傷者たちを本部の医務室に運んでそれぞれ執務室へと向かった
第三部隊には春斗から今日は休めと休暇を与えられた
※カムストギフテッド
世界で神獣と言われる獣の能力を授かった者のこと
※ギフト
獣の能力のこと
※ギフター
神獣の眷属から技を借りているに過ぎない者のこと
簡単に言うなれば技を一つしか使えず使用制限がある者
透明化なら一日に二回,一回5分程度
※ギフト持ち
カムストギフテッド,ギフター,サイエンスギフターを総称した呼び方
サイエンスギフターは後々………
??「そりゃ~任務てなったら早く食べて早く済ませてゲームしたいし……」
??「そうそう,昨日気になるところで任務入ってそのまま寝たから早く続きする
ためにも早く食べたんだよ!」
蒼介「相変わらず二人はゲーム好きだね,任務に支障をきたさないからいけど…」
??「ほんで,朝っぱらから任務があるってことはどっかの隊が苦戦して敗北し
て応援がほしいんよな?」
蒼介「ご名答,どうやらカムストギフテッドが敵側に居るらしくて俺たちの出番
兼舐められたままじゃ後味悪いしファミリーのピンチとなればかけつけ
ないとでしょ?」
??「で,今回はどこの隊がやられたんだ?報復ってんなら慰めてやるのも大事
だろ?」
蒼介「今回は春斗の隊の第三部隊,確か徳舟が隊長やってる部隊だよね?」
春斗「ふむ,あやつの隊か。カムストギフテッド相手では力量不足じゃろう
当然と言えば当然じゃな,して戦況はどう傾いておる?」
蒼介「報告によれば雑魚は殲滅完了,ただ幹部とボスにカムストギフテッドが
居たみたいで今も苦戦中。第三部隊にしてはよくやってる方だと思う」
春斗「………向かうとするかの,武器の準備をしてくる故席を外させてもらうぞ
準備が整うたらまた来る」
その一言を残して春斗は自室へと向かった
蒼介「さて,そういうわけだから皆も準備して!」
=準備完了=
蒼介「準備できたことだし向かうよ,鉄火場に!いつも通り運転お願い,瞬矢」
瞬矢「了~解,全員早う乗り」
=車内=
蒼介「今回の敵組織はデットガーディアンって組織で規模はデカくとも568人
くらいの人数,内幹部が4人,ボスが一人,カムストギフテッドが二人で生
き残りは幹部とボスのみ,負傷者多数,死者はまだでていないからギリギ
リ持ちこたえられてるんだと思う。救護班にも連絡はしてあるから現地
で応急処置して本部の方に連れて行くことになってる……敵の使用武器
は主にハンドガンとリボルバー中距離タイプの武器だから遠距離タイプ
が得意な龍生が適任だね。頼んだよ!」
助手席でタブレットをいじりながら後部座席の方に声だけを向ける蒼介
龍生「お安い御用。起死回生の一手をお見舞いしてやろうではないか」
蒼介「ん,じゃあ俺と瞬矢と桃也で派手に暴れてるから春斗と空良で隊員の応急
処置………頼める?」
春斗「異論はない」
空良「俺も異論なし,暴れるのメンドウだから………」
蒼介「カムストギフテッドがギフトを行使しだしたら確認して被害を最小限に
抑えるよ。その後はいつも通り殲滅開始………」
=任務地=
蒼介「それじゃ,龍生は隣の廃ビルの屋上から来て丁度良さそうな場所で構えて
無線で報告。今日も血飛沫が舞う戦場で死を拒もうか………」
桃也「おうよ!!」
蒼介の言葉に返事をするのは桃也だけ,他の者たちは自分の死を拒もうとは思わ
ないようだ。もとより戦場に居るのなら死は当然なのだが………
目的の建物へ入ると銃声が飛び交っていた。そんな中ファミリーを励ます声も5人の耳に入る
『!!!!!兄貴たちとボスが来てくれたぞーー!!』
桃也「騒いでんじゃねぇ!!敵はまだ死んでねぇんだぞ!!集中しやがれ!!」
瞬矢「人道を外れ邪の道を歩む者には鉄槌を下さねばなるまい」
愛刀の柄を撫でてそう発し突如として走り出した瞬矢
[ッ!!!!!クソがッ!!]
次の瞬間敵の幹部一人の懐に侵入していた瞬矢が抜刀しながら袈裟切りを繰り出す!!!!!敵の幹部はハンドガンを盾にして防ごうとしたが間に合わずもろに袈裟切りを食らっていた。がしかし!!!
[ッグゥッ!死んでたまるかァァァァア]
すぐにハンドガンを構え反撃しようとする敵の幹部!!
瞬矢「遅すぎる,力量差も分からぬ者に勝利は無い」
だが瞬矢の日本刀が方向を変えて敵の幹部の右腕を切断した
[ッウ,ウワァァァァアッ!!]
瞬矢「貴様のような愚者が俺に勝てると錯覚されるとはな,舐められたものだ」
[やッやめてくれッ!殺さないでくれ!!]
瞬矢「………貴様等が命を奪った者たちが命乞いをした時,貴様は助けたか?」
[ッた,助けたッ!!]
瞬矢「嘘吐きは罪人だ,助けたのなら死者は出ていないだろうに」
敵の幹部の首を切り落としてそう吐き捨てる瞬矢
蒼介「(おかしい,明らかに報告された人数より少ない。隠れているのか?なぜ)
……………考えても仕方ない,見つければいいだけの話なのだから……」
龍生『脱走者二名,どうやらカムストギフテッドではなくギフターのようです』
蒼介『射殺しろ,こっちももうじき片付く。終わったらこっちに合流してくれ』
龍生『了解した』
無線機から聞こえた龍生の言葉に反応して指示を飛ばす蒼介
蒼介「(俺たちの目を誤魔化して脱せらられということは透明化か?)」
=片付いて合流=
蒼介「さて,お疲れ様。今日は依頼とかがない限り任務はないから本部の救護隊
の医務室まで送るよ!」
徳舟「ありがとうございます。ボス」
蒼介「ファミリーのボスなんだから当然だよ。重傷者が少数でよかったよ」
徳舟「はい,皆で協力してカバーしあったからでしょう」
蒼介「ほんとその通りだよ。今後,ギフト持ちがいると分かったら春斗にでも連
絡して対処してもらうんだよ」
徳舟「わかりました。以後気を付けます」
蒼介「明日春斗に報告書の提出と口頭で何があったか伝えるんだよ!」
徳舟「……そうします」
第三部隊の重傷者たちを本部の医務室に運んでそれぞれ執務室へと向かった
第三部隊には春斗から今日は休めと休暇を与えられた
※カムストギフテッド
世界で神獣と言われる獣の能力を授かった者のこと
※ギフト
獣の能力のこと
※ギフター
神獣の眷属から技を借りているに過ぎない者のこと
簡単に言うなれば技を一つしか使えず使用制限がある者
透明化なら一日に二回,一回5分程度
※ギフト持ち
カムストギフテッド,ギフター,サイエンスギフターを総称した呼び方
サイエンスギフターは後々………