翠side

翠「碧川君、ありがとう。これ、ボーナス。」
一万札を座席に置いて車を飛び降りる。

どうしてこんなに新幹線は遅いのだろう。
カワセミが飛んでいったほうが速いのでは、と思ってしまう。
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やっと大阪に着いたのは、もう真夜中で、
人は、誰も、歩いていない。
タクシー捕まえられるのだろうか。

タクシー、やっと見つけた。
翠「[大文字][大文字][大文字][太字]舞衣山古墳にいかなきゃ!!![/太字][/大文字][/大文字][/大文字]」
運「ええッ!?[小文字]お化け!!??[小文字]（タクシー用語）[/小文字][/小文字]」

ううっ遅すぎる。
さっきの男ー碧川とかいったかーのほうが速いのでは?
翠「[大文字]遅い!!!もっと速くできないの!!?![/大文字]」
運「ひっ!?た、大変申し訳ございませんが、これ以上は、、」

こうなったら強硬手段だ。
翠「[大文字][大文字][大文字][大文字][大文字][大文字][大文字]遅いって言ってんのよ!!![/大文字][/大文字][/大文字][/大文字][/大文字][/大文字][/大文字]」
運転手の肩をガシリと掴み、前に身を乗り出し、足を前に出して思いっきり運転手の右足を踏んだ。
運「ひぎゃあっ!?!?!?痛いっっっっっっ!?お、お客様、おおおおおやめください!?!!嗚呼あああああああああっっっっっっっЗんｊｓｂｄｊｓｂｆｂｆЖЖЖくぁwせdrftgyふじこlp」

慌てる運転手とは裏腹に、タクシー本体は信じられないほどのスピードをだし、軽もミニバンも高級車もぶつけながら進んでいく。

運「くぁwせdrftgyふじこlp!!?!」
翠「ううっ、遅い!遅すぎる!」