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ぬいぐるみ事変

#2


「どうして?」

隣にいた女の子と顔を見合わせてぽかんとする。周りから、音が消えた。リケラはそんな様子に気が付かず、深緑色の毛並みを糸由に撫でて、と言うようにこすり付ける。

「せんせーい!」

まずい、隣の男子が先生を呼んだ。糸由たち、1組の先生は[漢字]大谷[/漢字][ふりがな]おおや[/ふりがな]先生だ。技術科の男性の60代くらいの先生で、背が低くころころとしていて、オヤジギャグが大好きなマスコットキャラクターのような先生だ。だが、怒ると怖い。

「どうしたー!」

先生がやってきた。隣の男子がこちらを指さして何やら説明している。

「先生、[漢字]伊野[/漢字][ふりがな]いの[/ふりがな]がぬいぐるみ持ってきてる!」

伊野とは、糸由の名字だ。大谷先生はクルッとこちらを向いてたった。

「伊野さん、これは?」

先生がリケラをつまみ上げながら言った。

「いや、それは、そのおー」

糸由がしどろもどろ言い訳をしようとしたとき、リケラが動いた。

「わあ!」

先生は驚いてリケラを放り出した。みんなの視線が痛い。

2025/05/05 13:29

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
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