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私の日常、戦国武将!?

#3

第3話 真夜中の来訪者

[大文字]夜③[/大文字]
私の家があるアパートから少し歩いた所に例の公園はある。
真夜中だけど、晴れているからか月や星が明るく照らしていた。
一言で言えば、綺麗な風景だ。
ーーーーーそんな風景でも相殺できないような目の前の
         異質さがなければだが。

さっきの2人組がブランコに座っていた。
未来に絶望感を抱いているサラリーマンのような、
うん、そういう感じのあれだな。
話しかけづらい…
よし、腹を[漢字]括[/漢字][ふりがな]くく[/ふりがな]ろう…。
「あの!」
今度はちゃんと、[漢字]丁寧[/漢字][ふりがな]ていねい[/ふりがな]に言う。
2人がこっちを向く。
そのうちの上杉謙信風の方が口を開く。
「あぁ、お[漢字]主[/漢字][ふりがな]ぬし[/ふりがな]は[漢字]先[/漢字][ふりがな]さき[/ふりがな]の…」
…え?お[漢字]主[/漢字][ふりがな]ぬし[/ふりがな]?[漢字]先[/漢字][ふりがな]さき[/ふりがな]?それじゃ、まるでーーーーーーーーーー。
「とりあえず[漢字]先刻[/漢字][ふりがな]せんこく[/ふりがな]の質問に答えよう。確かに俺たちは上杉謙信と」
「武田信玄だ」

………はぁ〜〜〜〜〜!!?
一瞬、思考が完全に止まった。
私があからさまに訳がわからないと言いたげな顔をしていると、信玄公(?)の方がこう言った。
「まぁ、意味がわからぬのは[漢字]儂等[/漢字][ふりがな]わしら[/ふりがな]だって同じだ」
そりゃ、その様子からしてそうでしょうけど…
…このままじゃ[漢字]埒[/漢字][ふりがな]らち[/ふりがな]があかない。
「あの、ピンを見ませんでしたか?少し飾りの付いた」
「ん?これか?」
今度は謙信公(?)の方が手を開く。
その[漢字]掌[/漢字][ふりがな]てのひら[/ふりがな]にあったのは私の無くしたピンだった。
「あ!それです、それです!ありがとうございます!あの、もしよろしければお礼をしたいので[漢字]家[/漢字][ふりがな]うち[/ふりがな]に来ませんか?
2人が顔を見合わせる。
そしてーーーーー
「では、そうさせて[漢字]頂[/漢字][ふりがな]いただ[/ふりがな]こう」と言った。

作者メッセージ

お読みいただき、ありがとうございます!
今回はそこそこ短めに(それでも600文字ちょっと)することができました。
次回もよろしくお願いします!

2025/05/02 18:55

あんこもっち ID:≫ 4iN38NjxfYlTo
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