あの甘酸っぱい青春。1話目
愛七「てかさー、隣の人と仲良くなれたー?うちはダメダメだったw」
沙百合「俺はそもそも仲良いw」
来奈「いや、それ以上じゃね?w」
愛七「確かにw来奈はどうだった?」
来奈「えー、?まあまあ、、?だったー」
沙百合「おー、まあでも、俺が1番仲良いしw」
愛七、来奈「「いや当たり前だろ!w」」
キーンコーンカーンコーン、、、
愛七「あー、、チャイム鳴っちゃったー、授業だる〜」
沙百合「えーそれなー」
来奈「初日からとかマジ無理ー」
園田先生「ではー、これからプロフィールを何枚か書いて、近くの人と交換してもらいます。」
はー、良かったー、、授業じゃなくてー、、、。
でも、またプロフィールかー、、。まあいいか、、。
あー、よかった〜、近くに愛七と沙百合いたわー、、。
爽「ねえ、僕のプロフィール、もらってよ。ちょっと仲良くなったから。」
来奈「えー?!いいの?!ありがとー!、、///」
ドキッとしてしまった、、。この音、聴こえてないといいけど、、。///
それで、爽とプロフィールを交換した。
あ、そういえば、好きな食べ物と飲み物と趣味以外も追加されてたんだっけ______。
田上 爽
好きな食べ物:サーモン
好きな飲み物:メロンソーダ
趣味:ゲーム
誕生日:3/18
おおー、こんな感じかー、一個しか追加されてないし。って、私もメロンソーダ好きなんだが。なんかめっちゃ好きなもの合う、、///
(爽目線)
瀬野 来奈
好きな食べ物:オムライス、グミ
好きな飲み物:カルピスソーダ
趣味:寝ることと、ゲーム
誕生日:7/21
爽「これが、来奈って人のプロフィール、、。って、僕もカルピスソーダ好きなんだけど。何でだろう。
来奈「ねえ!あの、私もメロンソーダ好きだよ!一緒だね!」
爽「あ、僕もカルピスソーダ好きだよ。気合うかもね。」
(き、きき、気が合うかもね?!?!って、ドキドキしちゃうじゃん、、、//////)
爽「?どうしたの?」
来奈「え?!い、いや大丈夫ぶ、、、、/////」
爽「顔赤いけど、、。熱あるの?大丈夫、、?」
やっぱり、好きになっちゃった。嗚呼、あの時の、あの時のトラウマが蘇る_______。
(ここから回想シーン)
この時の私の好きな人は、公慈と言う男子だった。
来奈「ねえ、公慈に告るんだけど、大丈夫かな、、」
愛七「大丈夫だよ!絶対!絶対ok言われるよ!」
沙百合「そうそう!絶対成功するって!」
そう言われて、調子に乗っていた私は、思い切って公慈に告白してしまった。振られる可能性を考えずに。
来奈「好きです!付き合ってください!」
公慈「ご、ごめんなさい」
その瞬間、私は目の前が真っ暗になり、光が見えなくなってしまった。心に大きな負担とトラウマを植え付けてしまったのだ。
来奈「えっ、、、、そんな、、、」
涙が出た。汗が出た。絶望した。心が黒くなった。何もかもどうでも良くなった。。。。
ああ、やっぱりそうなるのかな。それが宿命かな。でも、そんなこと思ってたら、ほんとにそうなるかもしれないから、頑張らないと!爽くんと仲良くなりたい。できたら、付き合ってみたい。
神様、お願いします。
私と爽くんを両思いにさせてください。
本当にお願いします。