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社会の粗大ごみは 努力をします

#3


ん?誰だ?

「坂津先輩!探しましたよ、歩くの早いですね」

坂津「え、あぁすまん、というかあなた部活は?」

「今日は先輩を説得したくてバックレました」

「あー、なるほどね。で何を説得しに来たの、特に意見がぶつかった記憶もないんだけど」

「先輩!努力しましょう!というかまずは受験しましょう!!」

流石に驚いた。
急に何を言われるのかと思いきや努力しましょう?なんで君が言うの

「なんで?」

「だって、このままだと社会でやっていけませんよ!」

社会に出る気はない

「それに死んだら家族にも迷惑が掛かりますよ!」

私が居なくてもなんも変わらんだろ

「、、、私がどうしようと勝手でしょ」

「そんなこと言わないでください!彼氏できませんよ!!」

「だいぶ前に恋愛はあきらめた、向いてないからね」

「えーと、、か、彼女出来ませんよ!」

「というかもう相方ほしいとも思わない」

「えーっと、えーっと、」

「、、、まさかそれしか考えてなかったの」

「はい、先輩ならこれくらいでいけるかなと」

「どういうことだい後輩ちゃん」

「何でもないです先輩、それよりどうして努力をしないんですか」

どうして努力をしないのか
理由がない訳でもない。小学六年生の頃、親に中学受験を強制された。
目標校は偏差値67。小学4年生頃から私生活に制限がかかってから、どんどん決まりが厳しくなった。
最初は遊ぶのは17時までで、門限を破ったらおやつ抜きレベルだった。でもそこから急に平日友達と遊ぶの禁止で勉強、その次は土曜は大体10時間塾に行くから遊ばずにずっと勉強していなさい、そして平日は水曜以外家庭教師を呼ばれるようになり、やがて日曜すらも睡眠時間やなんやら厳しくみられる日々になっていった。元々頭は悪い方で、周りより勉強しないとなのは実感していたけどね。
そして約3年間ほぼ遊ばず毎日勉強していた受験結果が「不合格」
母親は飽きれ、父親は怒鳴った
いくら金をかけたと思っているんだ、なぜここすらも受からないのか、金と時間を返せ、なんのためにやったんだ、、、、ってな感じにいろいろ言われた。
そのあとも大変だった。地元の中学に結局行ったけど、約三年間誰とも関わってこなかったから友達はゼロ。コミュニケーションもほぼ親としかとっていなかったから話しかけもできない。だから中学は友達0だった
そのころから努力しても何にもならないと思うようになり、今日まできた。

「、、、先輩?大丈夫ですかボーっとして」

「あ、いや大丈夫。努力しない理由はね秘密」

「えぇ待たせた挙句に秘密ってずるいです」

「でもさ、なんで説得しに来たの?」

「え、それは先輩が心配だからですよぉ。私と一緒の大学に行って一緒に酒飲んで一緒の会社に勤めてもらわないとですからね!」

「おいなんか変な約束増えてるぞ、勝手に増やすなというか内容メンヘラかよ」

「えへへ気のせいです。とりあえず!私はまともに受験をしたので志望校の決め方とか、会社の事もちょいちょいわかるので!ぜひ聞いてください!というか何でも聞いてください、絶対力になるので」

「あ、えーとうんありがとう」

「じゃぁ!私は短距離走のタイム縮めたいんで!ダッシュで帰りますさよならぁ!」

「あぁじゃぁな」

嵐のように去っていったな、、、
なんであそこまで私の事気にかけてくれるのだろうか、
何でも聞いてください、、後輩のくせに、、、

作者メッセージ

こんちゃ
見てくれてありがとございます
話の内容よくわからないところあったらすいません
これからも頑張らせてもらいますはい

2025/05/03 22:27

みかんだすと ID:≫ tbJSyJSJZZk.Q
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