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この話はフィクションで、実際起こった話ではありません。

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宮廷台所の隠し味

#14

淑妃、白雷妃

「失礼致します。春陽でござい…」
[大文字][太字][大文字][明朝体]「寧夏〜!!」[/明朝体][/大文字][/太字][/大文字]
えっ?
妃がいきなり抱きついてきた。
「あ、あの…[漢字]白雷[/漢字][ふりがな]パイレイ[/ふりがな]さま…?」
「会いたかったわ、会いたかったわ! 風鈴から聞いたわよ。御料理が上手だそうね! 今日、帝のお渡りがあるそうだから、今宵は残って作ってくれないかな!?」
ただの十の娘に見える。
(大明と香仁を思い出すなあ)
大明と香仁は下級妃だった。
でも、ただの官女に見えた。それだけ頭が良かったのだ。
「別に良いんですけど、はしたないですよ」
私がそういうと妃がぷくっと頬を膨らませて言った。
「帝は可愛いって言ってくれるわよ?」
「何歳ですか?」
女に歳を聞くなど失礼な行為だが、同性なので我慢してもらう。
「18。あなたと同い年よ」
(若い!)
私がもし公主さまだったとしたら、義母と同い年ってこと!? うっ…嫌だなあ…
「じゃあ、[漢字]愛來[/漢字][ふりがな]アイライ[/ふりがな]に、今宵の夕餉は休みと言っておいて」
「分かりました」
「そうだ! ここに来たついでだし、愛來や[漢字]凛珊[/漢字][ふりがな]リンシャン[/ふりがな]と会ってきたら? 蓮華宮の御料理娘たちに」
「へっ?」
変な声が出た。
そんな人達がいるの!?
私は、後宮という場所を、もう少し勉強しようと決心した。

2025/06/02 07:28

晴友真弥花 ID:≫ 95Gttt9074/iQ
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