- 閲覧前にご確認ください -

この話はフィクションで、実際起こった話ではありません。

文字サイズ変更

宮廷台所の隠し味

#1

青椒肉絲

「ああ、是を言わなきゃ良かった」
母の言葉がよみがえってくる。
『官女にならない?』
『あんたには、料理の才能があると思うのよ』
うちは、小さな露店をやっていた。
『町中の露店で、あなたの才能を潰したくはないのよ』
奉仕は5年。
毎日毎日料理を作っては運び、作っては運び。
「[漢字]春陽[/漢字][ふりがな]チュンヤン[/ふりがな]〜大丈夫〜?」
「[漢字]大明[/漢字][ふりがな]ターメイ[/ふりがな]、大丈夫だと思う?」
「…思わないね〜」
「でしょ?」
官女大明はいつも呑気な小娘だ。
『大』と付いているが、実の所、私が[漢字]小姐[/漢字][ふりがな]ねえさん[/ふりがな]なのだ。
「春陽〜、晩飯何さ?」
「[漢字]青椒肉絲[/漢字][ふりがな]チンジャオロース[/ふりがな]」
「何必要だったかな?」
「豚[漢字]肉絲[/漢字][ふりがな]ロース[/ふりがな]、[漢字]大蒜[/漢字][ふりがな]ニンニク[/ふりがな]、[漢字]青椒[/漢字][ふりがな]ピーマン[/ふりがな]、生姜に油、酒、塩胡椒、片栗粉、醤油あとあれば鶏ガラ」
春陽は青椒肉絲の[漢字]食譜[/漢字][ふりがな]レシピ[/ふりがな]を、つらつらと言う。
「了解。作っとくから、持ってって」
この雑で朗らかな娘は、[漢字]香仁[/漢字][ふりがな]ホンイン[/ふりがな]。
そんな彼女でも、料理になるとやけに味と見た目にうるさくなる。
[大文字][明朝体]「まあ、[漢字]加油[/漢字][ふりがな]がんばれ[/ふりがな]!」[/明朝体][/大文字]

作者メッセージ

美味しい料理を紹介して行きます!

2025/04/30 17:28

晴友真弥花 ID:≫ 690kdwDsqafTs
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 3

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL